「MARVEL」シリーズの監督らも大絶賛 S.S.ラージャマウリ監督最新作『RRR』場面写真解禁
2022年インド映画世界興行収入ナンバーワンを記録したS・S・ラージャマウリ監督の最新作『RRR』より、地上最強のバディを捉えた場面写真が解禁された。
【写真】馬とバイクで荒野を駆ける最強バディ
インド映画史上最高の制作費7200万ドル(97億円)をかけて描かれた本作の舞台は、1920年、英国植民地時代のインド。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr./通称 NTR.Jr)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)。敵対する立場の2人は互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていくのだが…。インド激動の時代で、彼らが選ぶのは友情か? 使命か? 家族、誇り、そして一国の未来をも背負った2人の友情と壮絶な戦いが描かれる。
タイトルの『RRR』は、Rise(蜂起)、Roar(咆哮=ほうこう)、 Revolt(反乱)の頭文字に由来している。
本年度のハリウッド批評家協会賞ではインド映画初となる最優秀作品賞にノミネートされ、今年を代表する大ヒット作『トップガン マーヴェリック』や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』、『エルヴィス』を打ち負かし、批評家協会賞の作品賞部門で見事第2位を獲得。
その勢いを加速させるように、次から次へと映画界を代表する名匠たちが本作を絶賛。「とんでもない最高のジェットコースタームービー!」と『ドクター・ストレンジ』の監督であるスコット・デリクソンがSNSでコメントすると、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督も「最高だった!」と反応。さらに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を手掛けたルッソ兄弟のジョー・ルッソは「『RRR』のアクションは誰しもがすごい!と熱狂できる。物語の中心にあるのは深く重厚な友情の物語。言葉の壁を越え、世界中の人が共感できる作品だ」としている。
この度解禁されたのは、主人公ビームとラーマの熱い友情を感じるドラマティックな場面写真。
燃え盛る海の上で互いの手を取り合う姿など超絶怒濤(どとう)のアクションシーンから、一方は馬に、一方はバイクにまたがり荒野を共に駆ける姿、インド伝統の祭り「ジャンマシュタミ」でまるで子供のように楽しげに舞い踊る姿まで、男2人の出会いと共闘、そして鋼のように結びついた絆を感じさせる姿が写し出されている。
映画『RRR』は、10月21日より全国公開。