クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

ジャニーズWEST・神山智洋、舞台『幽霊はここにいる』で主演 安部公房作品を43年ぶりに上演

エンタメ

舞台『幽霊はここにいる』主演・神山智洋(ジャニーズWEST)
舞台『幽霊はここにいる』主演・神山智洋(ジャニーズWEST)

 ジャニーズWESTの神山智洋が主演する舞台『幽霊はここにいる』が、12月に東京・PARCO劇場、2023年1月に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演されることが決まった。

【写真】ジャニーズWEST・濱田崇裕、西田征史の舞台『盗聴』で主演

 作家・劇作家の安部公房作による本作は、1958年に千田是也演出、田中邦衛主演で俳優座劇場で初演。1958年度岸田演劇賞を受賞し、翻訳版がヨーロッパなど世界各国でも上演され、国内でもたびたび上演されている傑作戯曲だ。「前衛的」「不条理」「超現実的」といった言葉で表現される安部らしいナンセンスに満ちた喜劇的作品であり、コーラスなど音楽的要素もを効果的に取り入れたエンターテインメント要素の強い作品でもある。PARCO劇場での安部作品の上演は43年ぶり。

 この作品に挑むのは、PARCO劇場初登場となる文学座の若手演出家・稲葉賀恵。

 主人公で、幽霊を連れており会話ができるという謎の男・深川啓介を演じるのは、ジャニーズWESTの神山智洋。演出の稲葉と同じく、本作でPARCO劇場に初登場となる。

 元上等兵で、いつも幽霊を連れているという不思議な男・深川啓介(神山)。深川は、いつも自分のそばにいる幽霊の身元を捜しているが、幽霊は生きていた頃のことは覚えておらず、自分がどこから来たのかを知りたがっていた。その捜索の途中で、深川はうさんくさげな風体の男と出会う。大庭三吉と名乗るその男は、深川が幽霊と会話できるということを聞き出すと、これはいい商売になると考え、自分も一緒に身元を探す手伝いをすると言う。深川と大庭は「死人の写真 高価買います」というビラを町中に貼り、幽霊の身元捜しを始めるが…。

 演出の稲葉は「この作品は60年以上前に書かれた作品ですが、奇想天外なコーラスや、ユーモア溢れた言葉たちの数々は全く色褪せずに私たちの心を揺すぶります。誰かや何かを忘れずに思い続ける強かな姿、見えないものを見えると信じたり、過去の記憶に囚われながら現実を生きる弱くて儚い姿、沢山の人間の標本がカーニバルのように連なる景色をこの魅力的なキャスト、スタッフと作り上げていこうと思います」とコメント。

 主演の神山は「僕は目に見えないものもめちゃくちゃ信じるタイプやし、幽霊もいるやろな。とは思ってますけど、この作品の中の深川の周りの人たちは、疑う人も信じる人もいる。観に来てくださるお客様にも、深川を信じたり、疑ったりしてみてほしいな」としている。

 パルコ・プロデュース2022『幽霊はここにいる』は、東京・PARCO劇場にて12月8~26日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて2023年1月11~16日上演。

 コメント全文は以下の通り。

1ページ(全2ページ中)

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る