2年連続アメリカで最も売れた本を映画化 『ザリガニの鳴くところ』ポスタービジュアル解禁
2019年と2020年にアメリカで最も売れた本を映画化した、女優デイジー・エドガー=ジョーンズ主演映画『ザリガニの鳴くところ』より、ポスタービジュアルが解禁された。
【動画】『ザリガニの鳴くところ』予告映像
ディーリア・オーエンズによる小説を実写化した本作は、ひとつの殺人事件をめぐる息詰まるミステリーと、両親に見捨てられながらもノースカロライナ州の湿地帯でたった一人、自然に抱かれてたくましく生きる少女の物語。原作小説は2019年&2020年の2年連続で米国で最も売れた本に。さらに、日本でも2021年に本屋大賞翻訳小説部門第1位に輝き、全世界では累計1500万部を超える驚異的な数字を打ち出した。
ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った無垢(むく)な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。法廷で少しずつ語られていく、カイアがたどってきた想像を絶する半生。浮かび上がる殺人の動機と、一向に見つからない決定的証拠。事件の真相にたどり着いたとき、タイトルの「ザリガニの鳴くところ」に込められた本当の意味を知ることになる―。
原作にほれ込んだ女優リース・ウィザースプーンが、自身の製作会社ハロー・サンシャインを通して映像化権を取得し、自らプロデューサーを担当。そして、主人公のカイアを、英ドラマ『ふつうの人々(ノーマル・ピープル)』で2021年ゴールデン・グローブ賞テレビ部門(ミニシリーズ・テレビ映画部門)主演女優賞にノミネートされた新星デイジー・エドガー=ジョーンズが演じる。
音楽は、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー賞作曲賞を受賞したマイケル・ダナ。原作の熱烈なファンであるシンガーのテイラー・スウィフトが、本作のためにオリジナル・ソング「キャロライナ」を書き下ろした。
ポスタービジュアルは、本作の舞台である、美しく時に自然の残酷さを秘めた“湿地帯”が描かれたもの。その水面(みなも)の下には、容疑者となった美しい少女の顔の半分が、「真相は、初恋の中に沈む――」という言葉と共にミステリアスに浮かび上がっている。
映画『ザリガニの鳴くところ』は、11月18日より全国公開。