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キャリー・マリガン&ゾーイ・カザンW主演、ブラッド・ピット製作総指揮 ハリウッドの“絶対権力者”の大罪を暴く衝撃の実話スクープサスペンス『SHE SAID』公開決定

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映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』場面写真
映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』場面写真(C)Universal Studios. All Rights Reserved.

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 2人の女性ジャーナリストがハリウッドの“絶対権力者”の大罪を暴いた実話に基づく映画『SHE SAID』(原題)が、邦題を『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』として2023年1月13日より全国公開されることが決まった。

【写真】「ハーヴェイ・ワインスタイン」フォトギャラリー

 ニューヨーク・タイムズのベストセラー『その名を暴け―#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い―』(新潮社)を映画化する本作は、世界中で社会現象となった“性犯罪告発運動”=#MeToo運動を爆発させ、まさに社会を動かした記者と女性たちの実話であり、真実を追求したジャーナリストの物語。

 5年前の本日10月5日、ニューヨーク・タイムズ紙の記者、ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターの二人が報道したスク―プ記事は世界に衝撃を与えた。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ロード・オブ・ザ・リング』『恋に落ちたシェイクスピア』『英国王のスピーチ』…数々の名作を手掛け、ハリウッドで“神”とも呼ばれた映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性的暴行事件を告発したその記事は、映画業界や国を超えて世界中の性犯罪、セクシャルハラスメントの被害の声を促した。

 スクープ記事は翌年、ジャーナリズムの権威であるピュリツァー賞を受賞、やがてその記事がベストセラーとなり、さらにユニバーサル・ピクチャーズが『SHE SAID』として映画化、全米では11月18日公開となる。

 主演の二人の女性記者にふんするのは、アカデミー賞に2度ノミネートされたキャリー・マリガン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』)とゾーイ・カザン(テレビシリーズ『プロット・アゲンスト・アメリカ』『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』)。共演は、アカデミー賞にノミネートされたパトリシア・クラークソン、エミー賞受賞のアンドレ・ブラウアー、トニー賞受賞のジェニファー・イーリーに、アカデミー賞ノミネートのサマンサ・モートンが出演している。

 被害に遭った女優の一人であるグウィネス・パルトローはブラッド・ピットの元恋人として知られるが、彼は当時ワインスタインに忠告をした経験もあるという。本作は、そのブラッド・ピットが製作総指揮を手掛け、彼が率いる製作会社プランBとアンナプルナの製作作品となる。監督はマリア・シュラーダー。

 映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は、2023年1月13日より全国公開。

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