【ランキング】デビュー50周年! 松任谷由実の歴代シングル売上ベスト10を振り返る

今年デビュー50周年を迎えた歌手の松任谷由実。荒井由実としてデビューし、その後に数多くのヒット曲を連発した日本を代表するシンガーソングライターとなる。プロデューサーの松任谷正隆と結婚したことで、松任谷由実にアーティスト名を変更し「ユーミン」の愛称で現在まで愛され続けている。これまでにミリオンヒットを3曲も含む、大ヒットシングルを発表してきたユーミンの歴史を振り返る意味でも、シングル売上ランキングベスト10(オリコン調べ)を紹介したい。
【写真】松任谷由実 “しまむら”かっ歩する姿にファン驚き「めちゃめちゃ親近感沸きます〜」
■第10位〜第7位 荒井由実名義の楽曲もランクイン!
第10位 「翳りゆく部屋」(荒井由実) 累計売上:25.6万枚
1976年3月5日に発売された7枚目のシングルで、パイプオルガンの響きが美しい名曲として人気に。B面の「ベルベット・イースター」とあわせて、収録に参加したミュージシャンが大村憲司、細野晴臣、林立夫、ハイ・ファイ・セット、山下達郎と豪華な面子がそろったことでも話題となった。エレファントカシマシや徳永英明もカバーした名曲として歌い継がれている。
第9位 「最後の嘘」 累計売上:30.7万枚
1996年10月16日に発売された29枚目のシングルで、TBS系で放送された常盤貴子主演ドラマ『ひとり暮らし』の主題歌に採用された。大人の男女の悲しい恋を歌った楽曲で、「ラブソングの女王」と呼ばれたユーミンの本領が発揮された作品に。ストレートに別れを描くのではなく、愛し合っていた2人の心象風景を丁寧に描いた一曲となっている。
第8位 「ANNIVERSARY」 累計売上:35.3万枚
1989年6月28日に発売された23枚目のシングルで、2014年にはJUJUにカバーされたことで若い世代からも支持を受ける名曲となっている。「ありふれた朝でも 私には記念日」と歌われる楽曲は、永遠の愛を誓う結婚式の定番ソングとして有名に。NTTが展開した「お祝いメロディ電報」の曲にも採用され愛されてきた名曲。
第7位 「まちぶせ」(荒井由実) 累計売上:37.2万枚
1996年7月15日に発売された28枚目のシングルで、元は1976年に三木聖子のシングルとして制作提供。1981年に石川ひとみがシングルでカバーし大ヒット。のちにのちに荒井由実名義でセルフカバーして大ヒットを記録。片思いする男性に対しての女性の本音をうまく表現した歌詞だが、ファンの間では“ストーカーソング”とも呼ばれることも。最近では、上白石萌音や桑田佳祐もカバーしている歌い継がれる名曲となっている。