お笑い芸人がYouTubeやSNSでバズりにくい理由 EXIT兼近が考察
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お笑いコンビ・EXITがMCが務める『ABEMA Prime』が20日に放送。借金、浮気、夜逃げなどの“不幸体験”をSNSで発信する人たちにフォーカスする中、兼近大樹はお笑い芸人がYou TubeやSNSでバズりにくい理由を考察した。
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番組では、借金、浮気、夜逃げなどの“不幸体験”をSNSで発信する人たちにフォーカス。赤裸々に体験を明かす心理や、それが大きな反響を呼ぶ理由について考えた。
兼近は「不幸体験によって、他人から下の立場に見られる。その方が人から笑ってもらいやすいという感覚があるので、芸人もそんな発信をしていると思う」とした上で、「芸人の場合は喜劇だけど、SNSでは悲劇が求められている。だから、芸人はYouTubeやSNSだとバズりにくかったりする」とコメント。このコメントに、視聴者からも「表現の仕方がさすが」「分かりやすい」と感心する声が寄せられた。
また、不幸体験を発信する人に対し、相方のりんたろー。が「メンタルへのダメージは本当にない?」と気遣う一幕も。りんたろー。は「僕は顔が大きいことがコンプレックスだった。芸人になって、今まで悩みだったことを笑ってもらえて、救われた気持ちになった」と話した一方で、「時代の変化とともに、僕が笑われることによって嫌な気持ちになる人がいることに気づいた」とし、「そうすると、自分自身についても『笑い声で本当の気持ちをごまかしてたのではないか?』と思えてきて、その笑いを選ぶのは辞めようと思った。だから、不幸体験をすることで、『気持ちが癒される』と今は思っている人も、その感情は短期的なものなんじゃないかな?」と案じていた。
『ABEMA Prime』にてABEMAにて毎週月曜から金曜21時放送。