趣里が2023年後期朝ドラ『ブギウギ』ヒロイン決定「最後のチャンスだと思って挑戦しました」
女優の趣里が、2023年度後期連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインを演じることが17日、分かった。
【写真】2023年後期朝ドラ『ブギウギ』ヒロインを務める趣里
本作は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」など数々の名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914-1985年)が主人公のモデルとなる。笠置さんの人生を、激動の時代の中で、ひたむきに歌に踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語として大胆に再構成。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。脚本は足立紳、音楽は笠置さんの「東京ブギウギ」を作曲した服部良一さんの孫・服部隆之さんが担当する。
趣里は同日、NHK大阪放送局で行われたヒロイン発表会見にNHK大阪放送局チーフ・プロデューサー制作統括・福岡利武氏と共に出席し、作品への意気込みを語った。
趣里は「まさか自分にこんな日が来るとは思ってもみなかったので、驚きと喜びとともに身の引き締まる気持ちでいます」と緊張した面持ちで切り出すと、生活に彩りを与える朝ドラに憧れがあったと吐露。
現在32歳の趣里だが、今回のオーディションの年齢の上限が自身の年齢と同じだったことを明かし、「最後のチャンスだと思って挑戦しました」と明かし、念願叶った現在について「今本当にうれしい気持ちでいます」と明かした。
歌や踊りも披露することになる本作。趣里は「みなさまにお見せできるように稽古を重ねて、これまでの全てをかけて全力で向き合って、これまで支えてくれた方々へ恩返しができるように、そして、見てくださる方々の心がブギウギ、ずきずき、ワクワクできるように頑張っていきたいと思います」と抱負を語った。
福岡氏は趣里について「お芝居のところでは自然体で生活感があって素敵だなって思いました」とコメント。さらに歌と踊りのオーディションについては「本当に素晴らしくて艶やかで、僕らの思い描いていたヒロインにピタッとハマったという印象があります」と語っていた。