アレック・ボールドウィン、亡くなった撮影監督の命日をインスタで追悼し非難殺到
主演のウエスタン映画『Rust(原題)』の撮影現場で、銃が誤発射し死亡事故が起きたアレック・ボールドウィン。被害者の命日に亡くなった撮影監督をインスタグラムで追悼し、非難が殺到しているそうだ。
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現地時間の10月21日、「昨年の今日…」とキャプションを付けて、アレックがインスタグラムに亡くなったハリーナ・ハッチンズさんの写真を投稿。これに、非難するコメントが殺到しているようだ。
New York Postによると、あるユーザーは「すごく不適切だと思う。引き金を引き、彼女を死に追いやったのはあなたなのだから…」とコメント。別のユーザーは、「無神経すぎる。自分のせいではないと言いたいから?」とアレックを非難。また別のユーザーは、最近アレックに8人目の子どもが生まれたことに触れ、「あなたの家族は拡大中だけど、彼らは2人っきりで残された」と綴っていたそうだ。
非難コメントが殺到したことを受け、この投稿は削除されていないものの、一時コメントが制限されていたという。
この事故は、昨年10月、米ニューメキシコ州のボナンザ・クリーク牧場で撮影中だった『Rust(原題)』のリハーサル中に発生したもの。アレックの構えた撮影用の銃が誤発射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが亡くなり、監督のジョエル・ソウザが負傷した。アレックは引き金を引いていないと主張している。
遺族はアレックらプロデューサー陣を訴えていたが、今年10月に和解が成立し、来年1月よりロサンゼルスに撮影地を移して撮影を再開することが発表されている。和解に際しアレックは、「関係者はみな、ハリーナさんの息子のために最善を尽くしたいという明確な思いを持ち続けていました。和解をうれしく思います」とコメントしていた。