アンジェリーナ・ジョリー、不世出のオペラ歌手マリア・カラスに! パブロ・ラライン監督新作で
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映画『17歳のカルテ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したアンジェリーナ・ジョリーが、パブロ・ラライン監督の新作映画『Maria(原題)』で、不世出のオペラ歌手マリア・カラスに扮することがわかった。
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The Hollywood Reporterによると、本作は、記録を元に、世界で最も高名なオペラ歌手であるマリア・カラスの「波乱万丈で美しくも悲劇的な物語」を追体験、再認識するものになるそう。マリア・カラスが最期を過ごした1970年代のパリが舞台になるという。
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』や『スペンサー ダイアナの決意』で、歴史的アイコンとなった女性の知られざる物語を大胆に描いてきたラライン監督がメガホンをとり、『スペンサー』でも監督とタッグを組んだスティーヴン・ナイトが脚本を担当する。
マリア・カラスは、ギリシャ系アメリカ人オペラ歌手で、20世紀最高のソプラノ歌手と称された。音楽家レナード・バーンスタインは彼女を「オペラのバイブル」と評したとされる。またマリアは、ラライン監督が『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で描いたジャクリーン・ケネディが再婚した、ギリシャの海運王アリストテレス・オナシスと交際していたことでも知られる。
発表に際しアンジェリーナは「マリアの人生とレガシーに対する責任を真摯に受け止めています。この挑戦に、私のできる全てを注ぎ込むと約束します」とコメント。ラライン監督は、「私が最も深く個人的な情熱を感じる2つのもの、映画とオペラを組み合わせることは、長年の夢でした。これを、非常に勇敢で好奇心旺盛なアーティストであるアンジェリーナとともに実現することは、とても魅力的な機会であり、これ以上ない贈り物です」とコメントしている。
アンジェリーナは現在、自身5本目の監督作『Without Blood(原題)』の撮影を終え、編集作業を行っているところだそう。