いよいよ明日から開催「冨樫義博展」内覧会行ってきた！画業35年の歩みを堪能

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公開日：2022/10/27 16:34

「冨樫義博展 -PUZZLE-」『冨樫義博』エリア（C）Y.T.90‐94　（C）Y.T.95‐97　（C）Y.T.98‐22　（C）Y.T.89‐90

いよいよ明日から開催「冨樫義博展」内覧会行ってきた！画業35年の歩みを堪能の

　先日3年11ヵ月ぶりに連載が再開した人気漫画『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博の画業35周年を記念した展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」のプレス内覧会が27日、森アーツセンターギャラリーにて開催された。

【写真】『幽白』『ハンタ』の全てがここに！「冨樫義博展 -PUZZLE-」プレス内覧会の模様

本展覧会は、『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』などを世に送り出した人気漫画家・冨樫義博の画業35周年を記念し、作者直筆の漫画原稿やカラーイラストなど総数350点以上の原画や制作資料などが「プロローグエリア」から始まり、「『幽☆遊☆白書』エリア」、「『レベルE』エリア」、「『HUNTER×HUNTER』エリア」、「『“奇”生物の世界』エリア」「『冨樫義博』エリア」という6つのエリアに分かれて展示される。

　額数247点、原画・資料点数362点、そのうち冨樫氏による本展初公開となるイラスト・資料が16点含まれる、ファンにとっては貴重な展覧会。最初に登場するのが、冨樫氏の歴代作品に登場したキャラクターたちがパズルピースとなって出迎える「プロローグエリア」。来場者向けの冨樫氏のメッセージで高揚感が沸く。

　続いて登場するのが「『幽☆遊☆白書』エリア」。作品紹介、キャラクター紹介、設定、ストーリー、描写、言葉というテーマに分かれ、『幽☆遊☆白書』の数々のバトルから生まれた名場面や忘れられない名ゼリフを刻んだ原稿が並ぶ。エリア中央に集められた幽助、桑原、飛影、蔵馬の厳選されたアクションシーンも胸アツだ。

　先に進むと登場するのが「『レベルE』エリア」。冨樫氏にとって『幽☆遊☆白書』に続く3作目となる連載作品。「バカ王子」を中心とした宇宙人と地球人との奇妙な交流を描いたSFストーリーがエピソードごとに展示されている。

　お次は、3年11か月ぶりに連載が再開した「『HUNTER×HUNTER』エリア」。こちらも作品紹介から始まり、ストーリー、キャラクター、描写、設定、念というテーマごとに、ゴンたちの成長過程を追いながら、壮大かつ緻密な作品世界が堪能できる。またこちらには冨樫メモに基づいた「念能力」設定資料も展示。ファンにはたまらない内容になっている。

　さらに進むと、冨樫氏の作品のなかに時々登場し、強烈なインパクトを残していく奇怪なデザインの生き物（？）たちを一堂に会した「『“奇”生物の世界』エリア」に。『幽☆遊☆白書』、『レベルE』、『HUNTER×HUNTER』で描かれた奇妙で愛すべきキャラクターを堪能できる。

　そして最後に登場するのが「『冨樫義博』エリア」。賑やかでカオスな空間のなか、初期作品の原稿や、各作品のカラーイラスト、さらには最新の描き下ろしキービジュアルイラストも展示。また各クリエイターからのメッセージや、展示会描きおろしイラストなども配置されており、「『冨樫義博』エリア」にふさわしく、冨樫氏の画業35年の歩みが体感できる。

「冨樫義博展‐PUZZLE‐」は、10月28日～2023年1月9日まで東京・森アーツセンターギャラリーにて開催。