『THE FIRST SLAM DUNK』声優キャスト発表! 宮城リョータが中心に? ネットで考察も<最新情報まとめ>
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11月4日、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の新情報を発表する特番が東映アニメーション公式YouTubeチャンネルで配信された。国民的バスケット漫画『SLAM DUNK』を原作に、作者の井上雄彦自身が監督・脚本を担当する話題作ということもあり、番組内でメインキャスト、最新予告映像、楽曲情報が解禁されると視聴者から大きな反響が寄せられた。
【動画】映画『THE FIRST SLAM DUNK』新情報解禁特番
■スタメンキャスト発表 井上監督とのアフレコ裏話も
特番では映画の湘北のスタメンを演じる声優が発表され、宮城リョータ役を仲村宗悟、三井寿役を笠間淳、流川楓役を神尾晋一郎、桜木花道役を木村昴、赤木剛憲役を三宅健太が演じることが明らかになった。
各キャストは喜びとともに、本作のアフレコが通常とは違う特殊な形で収録されたことを言及。初回は他のキャストが誰か分からない状況で1人ずつ収録。2~3ページで1~2時間、1つのセリフで1時間かかることもあったことを明かした。またキャストにイメージを伝えるために、井上監督が収録前に2時間ほどかけて『SLAM DUNK』を語ったり、キャラクターのイラスト(赤木)を描いてみせたこともあったという。
自身のツイッターで「大好きなスラムダンクに大好きな宮城リョータの声として関わることができて幸せです。リスペクトの気持ちを込め、全身全霊で声を吹き込みました」と意気込みを投稿している仲村は、特番内で「中の声の人で判断するよりは、作品を純粋に楽しんでほしい」とコメントした。
また、少年時代にスラムダンクが大好きでバスケを始めたという笠間は、ツイッターに「三井寿に憧れてシューターを目指した元バスケットマンに、井上監督が憧れの存在を演じるチャンスを下さいました。責任をもって、しっかりと務めさせて頂きます」と意気込みと投稿している。
■山王戦じゃない!? 予告映像に考察相次ぐ
これまで公開されてきたビジュアル、ポスター、特報では、桜木が坊主頭でエア・ジョーダン1を履いている、湘北のユニフォームがいずれも赤…などから、映画で描かれるのは山王戦の可能性が非常に高いと考察するファンの声が多かった。
しかし公開された最新予告映像では、映画と山王戦と結びつける決定的なシーンは描かれていない模様。公開されるやいなや、SNSには「山王じゃなさそう…」「オリジナルストーリー?????」「山王か、それとも完全にオリジナルか どっちだ…?」など多くの声が寄せられている。
原作には見当たらないような描写も多く、2人の人物が屋外でバスケットをするシーンには「沢北と沢北親父? いやあれは実家だよな」、 予告映像の崖の俯瞰シーンや海辺の女性の後ろ姿には「崖のところ、ピアスだよね」「これ、ピアスが絡んでる?? だとしたらリストバンド(以前公開されたビジュアル)の相手はあのねーちゃんか??」と、井上雄彦が以前読み切り作品として発表した『ピアス』に言及するなど、さまざまな考察も投稿されている。
■映画は宮城リョータ中心か?
予告映像には、円陣を組む湘北メンバーに、「俺たちならできる」と宮城が呼びかけるシーンから始まる試合も収録されているが、この構成は明らかに宮城がチームを率いているように見える。また、特番に出演したキャストも、宮城役の仲村から発表されたことから、現時点では宮城視点で描かれる可能性が浮上している。
SNSにも「ん? りょーちんが主役? なの????? 山王戦じゃない?????」「リョータ率いてるなら、これウィンターカップの話かもしれないな!!!」「それならゴリいないw」など、宮城中心の映画になるのではないかと予想する声が非常に多かった。
原作者・井上雄彦が自身のブログで「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク」と書いていることから、“宮城中心”のように既存のストーリーを別の視点から描かれるのかもしれない。また、もしかするとファンが指摘した『ピアス』などオリジナルの要素もあるのかもしれない。現時点ではざまさまな可能性が考えられるが、このあたりは今後の続報で徐々に明らかになっていくだろう。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、12月3日より公開。