崖っぷちシングルマザーがリングに立つ 朝比奈彩初主演『レッドシューズ』12.9先行公開決定
■朝比奈彩(真名美役)
とうとう公開日が決まったということで、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。1人でも多くの方に見て頂きたい、そんな作品になっております。
■雑賀俊朗(監督)
この映画の発想の原点は、私が少年時代に見て感動した映画『ロッキー』でした。数十年想い描いてきた“ボクシング”と“故郷・北九州市での撮影”という、2つの夢のキーワードを達成させた映画です。
この作品の初稿は2005年でした。映画製作は、大人の文化祭だと思っています。1人では創りあげることはできません。たくさんの仲間たちの愛と熱意が結集して、このコロナ禍で撮影し、上映まで辿り着くことができました。
ボクシングシーンは、迫真のファイトシーンが収録できましたし、北九州市の景観の美しさも収録できました。そして、何より魂を込めて作りました、この母と娘の愛の物語を堪能していただければ嬉しいです。
■岡本真夜(主題歌)
親が子を思う気持ちは無償の愛。この子のためなら命でさえも捧げられる、という思いは私も1人の親として同じです。
真名美の強く儚い気持ちを歌にしました。
「無情なる歪んだ世界 ⽣きたい場所はひとつ 君がいる世界」
■ファンタジア国際映画祭2022
雑賀俊朗監督の『レッドシューズ』は、対戦相手がリングで無条件に解き放たれた伝説的ボクシング映画『ロッキー』と不安定な母性の本能的な側面を取り上げたハル・ベリーの秀作『ブルーズド 打ちのめされても』の間に位置する作品である。