ノルウェー王室のマッタ・ルイーセ王女、公務から引退 シャーマンとの婚約で批判受ける 称号は維持
シャーマンとして知られるアメリカ人男性デュレク・ベレットと婚約したノルウェー王室のマッタ・ルイーセ王女が、公務から退くことを発表した。称号は維持するという。
【写真】ノルウェー王室のマッタ・ルイーセ王女が婚約 お相手はシャーマン
Peopleによると、現地時間11月7日にノルウェー王室が声明を発表したもの。「マッタ・ルイーセ王女は、自身の活動と王室との関係をより明確に分けることを望み、国王や他の王室メンバーと協議の上、公務から引退することを決意しました」と明らかにしたという。
王女は、さまざまな団体のパトロンを務めていたが、これも同日付で辞任し、他の王室メンバーが引き継ぐという。なお、王女の称号は維持するそうだ。
マッタ・ルイーセ王女は、ノルウェー国王ハーラル5世とソニア王妃の長女で、王位継承順位は、弟のホーコン王太子とその子ども2人に次ぐ第4位。今年6月に、かねてより交際中のアメリカ人男性で、シャーマンとして知られるデュレク・ベレットと婚約したことを発表したが、2人の婚約にノルウェー国内で批判が相次いでいたという。
王女はインスタグラムでも、公務から引退することを自身の口から表明。「この決断が、重要な任務を担う王室と、婚約者デュレク・ベレット、そして私に大きな平穏をもたらすことを願います」としている。
王室は、「国王と王妃は、マッタ・ルイーセ王女がこれまで重要な職務を担ってきたことに感謝します。彼女は、温かみと配慮をもって献身してくれました」とコメントしている。