『祈りのカルテ』第6話 “諏訪野”玉森裕太、研修医2年目に 病室から姿を消した少女を追う
Kis‐My‐Ft2の玉森裕太が主演するドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)の第6話が今夜12日に放送される。
【写真】小児科の指導医・志村雄一(勝村政信)と手を繋ぐ患者は少女・姫子(金子莉彩) 『祈りのカルテ』第6話場面カット
本作は、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計18万部突破のベストセラー小説『祈りのカルテ』を実写化。患者の全てが書かれた“カルテ”を元に、主人公の研修医が問題を抱えた患者たちの秘密と嘘を優しく見破るハートウォーミング・ミステリーだ。藤森真実プロデューサー(日本テレビ)、脚本家・根本ノンジの『ハコヅメ!~たたかう!交番女子~』コンビが手がける。
■第6話あらすじ
諏訪野(玉森裕太)たちは研修医2年目になり、研修医室には後輩が入ってきた。橘(堀未央奈)が「失敗して許されるの1年目だけだから」と山内彩菜に先輩風を吹かすと、「あんま後輩いじめんな」と裕也(矢本悠馬)。なぜか裕也は彩菜のことだけやたらとかばう。
研修期間も残り半年。諏訪野たちは白衣の着こなしも様になり、すれ違う看護師たちが折り目正しくあいさつしていく。すると百治製薬の営業マン・灰崎彰吾がすり寄って来て、「諏訪野先生と谷川先生は今日から小児科ですよね?弊社は小児の薬、強いんですよ」。灰崎は研修医の動向まで把握するほどの情報通だ。
小児科の指導医・志村雄一(勝村政信)は常に無表情で気配がなく、とにかく不気味。「ここでは想像もしていなかったことが日々起きます」と言う志村。うなずく諏訪野の隣で、谷川(YU)は「僕ら2年目なんで、ある程度のことはできますけど」と自信を見せる。そんな谷川に志村は「でしたら、頼みたいことがあるんですが」と話す
志村が頼んだ仕事はキッズルームでの患者の遊び相手。諏訪野は馬になって男児患者を背中に乗せ、谷川は女児患者に絵本を読み聞かせる…。そこへ看護師の三崎がやってきて「救急搬送の患者さん、来ます!」と告げる。
患者は姫井姫子(金子莉彩)、8歳。強いぜんそく発作を起こしていたが、薬の吸入で容体は安定する。母・裕子の話では、姫子のぜんそくが始まったのは3歳。一時期治まっていたが1年前から再び発作を起こすようになり、今年だけで3回入院しているという。今まで通院していた病院に空きがなく、今回初めて純正医大に搬送されたのだ。姫子は「この病院、怖い。魔女がいるから」と窓の外を指すが、外には誰の姿もない。
検査の結果、姫子の血液から、普段服用しているはずの薬の成分が検出されなかった。しかし姫子は「薬は毎日飲んでいる。昨日と一昨日はお父さんが薬をくれた」と言い、裕子も昨日と一昨日は夫が薬の担当だったと答える。谷川は父親が薬を飲ませるのを怠っただけだろうと考えるが、諏訪野は釈然としない。
諏訪野たちは灰崎から志村の妙なウワサを聞かされる。3年前、志村の当直中に男児患者が姿を消した。看護師が必死に探すが見当たらない。すると、不気味な笛の音色と共に志村が男児と手をつないで現れたという。
そんなウワサを聞いた直後、姫子が病室から姿を消してしまう。諏訪野たちが必死に探していると、姫子は志村と手を繋いで現れ…。姫子はケロッとして「笛の音についていったら道に迷っちゃって。もう怖くないから大丈夫」と言うが、その後、再び病室から姿を消してしまうのだった。
ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』は日本テレビ系にて毎週土曜22時放送。