『LUPIN ZERO』12.16配信 ルパン役は畠中祐、次元役は武内駿輔
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ルパン三世の少年時代を描くアニメ『LUPIN ZERO』の配信日が12月16日に決まり、メインキャストが発表された。中学生のルパン役を畠中祐、次元役を武内駿輔が演じる。
【動画】『LUPIN ZERO』畠中祐×武内駿輔SPトーク映像
本作は、モンキー・パンチの原作漫画『ルパン三世』連載当初と同じ1960年代を舞台に、まだ何者でもないルパンが高度経済成長期の日本を駆け巡るオリジナルストーリー。
中学生のルパンは祖父から盗術を仕込まれながらも、将来カタギになるか泥棒になるか決められずにいた。退屈な日々を過ごすなか、不良相手に銃を抜く同級生・次元と出会う。傭兵の父について各地をまわっている次元は既に銃の扱いに手慣れていた。ルパンと次元は、ひょんなことからある女性を巡るトラブルに遭遇し、行動を共にすることになるが…。
監督は、『ルパン三世 PART5』で副監督を務めた酒向大輔。シリーズ構成を大河内一楼、設定考証を白土晴一、キャラクターデザインを田口麻美、音楽を大友良英が担当する。制作はテレコム・アニメーションフィルム。
退屈な日々を過ごす13歳のルパンを演じるのは、『遊☆戯☆王ZEXAL』『甲鉄城のカバネリ』『僕のヒーローアカデミア』『東京リベンジャーズ』など人気作の主要キャストを多数務める畠中祐。『ダイヤのA』『アナと雪の女王』などの武内駿輔が、後にルパンの相棒となる少年・次元を演じる。
畠中は「役作りは苦労しかないというか…。やっぱり作品もキャラクターも偉大で、先輩たちが注いできた計り知れない熱量もある訳で。引き継ぎながらも自分でどういう風に演じるのか、とても悩みました」と述懐。武内と密に連絡を取り合ってキャラクターを追求していったという。
武内は「アフレコの時はちゃんとグラサンとバケットハットを被って正装してました。制服みたいですごい楽しかったです」と明かしている。
アニメ『LUPIN ZERO』は12月16日配信。
<キャストコメント全文>
■畠中祐(ルパン役)コメント
『LUPIN ZERO』プロジェクトが動いていてオーディションがあると知り、ぜひ受けたいと思いました。(ルパン役に)決まった時は正直、驚きと戸惑いがありましたね。次元役が武内くんと知り、本当にほっとしました! 少年ルパンと次元がこの物語の中心で、どうやってルパン三世と次元になっていったのか、その過程がものすごくドラマチックに描かれているアニメなんです。
『LUPIN ZERO』に携わることが決まり、「ルパン三世」のテレビシリーズを改めて観ました。PART5 の23話は特にお気に入りです! ルパン三世のセリフは、もうたまらなかったですね。泣けるんです。『LUPIN ZERO』はルパン三世になるまでの物語なので、まだ少年で思春期のルパンだから、すごく悩むし普通に照れちゃったりする。自分自身の道を探している途中で、そういうところはやっぱり大人になったルパンとは全然違うところがありました。
役作りは苦労しかないというか…。やっぱり作品もキャラクターも偉大で、先輩たちが注いできた計り知れない熱量もある訳で。引き継ぎながらも自分でどういう風に演じるのか、とても悩みました。(次元役の武内さんと)密に連絡を取り合ってキャラクターを追求していったので、そこにも注目して見てもらえたらなと思います。
■武内駿輔(次元役)
「ルパン三世」シリーズは、僕が物心ついた頃にはもう大人気の作品でしたから(次元役に決まった時は)嬉しかったですね。オーディションは水面化で動いていたので、少年ルパン役を誰が受けているのか全然わからなくて。個人的に絶対畠中くんが合うなと思ってたら、まさかで驚きました(笑)。
実際に次元を演じることが決まり、できる限りテレビシリーズを観直しました。PART1はもちろんですが、PART3が結構好きです。主題歌の「セクシー・アドベンチャー feat.中村裕介」を、ずっと収録中も歌ってましたね。アフレコの時はちゃんとグラサンとバケットハットを被って正装してました。制服みたいですごい楽しかったです。
オープニングからエンディングまで全てが見どころですが、もう本当に毎話、毎話、違うパターンで話が展開していきます。最終回の一番最後のシーンがお気に入りなので、ぜひ最後まで観てください!