「最終回まで見たい秋ドラマ」ランキングTOP5発表
■第3位 『アトムの童』
第3位は『アトムの童』(TBS系/毎週日曜21時)。主人公の若き天才ゲーム開発者・安積那由他(山崎賢人)と、廃業にひんした老舗玩具メーカー「アトム」の富永海(岸井ゆきの)らがタッグを組み、興津晃彦(オダギリジョー)が率いる大資本に立ち向かう姿を描く。
選んだ理由としては、「日曜劇場らしい、どん底から這い上がり、大きな権力に立ち向かう流れに引き込まれています。若者たちや、小さな企業が非情な権力者に勝つラストを期待しているので見続けます」「個人が大企業に挑むというストーリー設定が今後どう展開するかワクワクするしスカッとしたい」などの意見が寄せられた。
■第2位 『エルピス―希望、あるいは災い―』
第2位は『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)。NHK連続テレビ小説『カーネーション』などを手がけた渡辺あや脚本の実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。
路上キスのスキャンダルで落ち目になったアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)が主人公。恵那が出演する深夜の情報番組の若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)と共に、連続殺人事件で犯人とされ死刑が確定した男のえん罪疑惑を追う中で、失った自分を取り戻していく。
選んだ理由としては、「初回から謎が散りばめられていて、先の展開が気になってワクワクしました。精神的に打ちのめされている主人公が、この先どのように立ち上がって闘っていくのか楽しみです。長澤まさみさんの演技力と美しさにも見とれています。毎回見逃せないと思える、良質なドラマだと感じました」といった声や、「今クールのドラマで、一番次の週が待ち遠しいドラマです。どうやって冤罪を証明するのか。拓朗とかそれぞれに隠された謎も知りたいです。恵那と斎藤の今後も。自分とは全然違う世界の話だけれど、共感する部分がとても多くて考えさせられるのです。おじさんの気持ちとか。チェリーの気持ちとか。恵那とか。マスコミの功罪を描いているようでもありますが、それにのっかっていた一視聴者の私も同罪な気もするのです。脚本が素晴らしいのでしょうね。希望のあるラストに導かれるといいなと思っています」という意見があった。