西村純二×押井守『火狩りの王』メインビジュアルが解禁 さらに第1話の一部シーンも公開
2023年1月14日22時30分より、放送・配信スタートするWOWOWオリジナルアニメ『火狩りの王』より、メインビジュアルと第1話の一部シーンが公開された。
【動画】『火狩りの王』一部シーンが公開に
原作は日向理恵子による長編ファンタジー小説。 “火”を失った人類最終戦争後の世界で、主人公となる11歳の少女・灯子と15歳の少年・煌四が、多くの困難に直面しながらも懸命に生きていく姿が描かれる。WOWOWでは本作をアニメ化し、監督は『SAMURAI DEEPER KYO』や『今日からマ王!』などを手掛ける西村純二、構成・脚本は『GHOST IN THE SHELL//攻殻機動隊』や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などを手掛ける押井守が務める。
最終戦争時に開発・使用された人体発火病原体。その生物兵器により作り変えられた人類は、そばで火が燃えるだけで人体発火を起こし死に至る。人が、火の明るさもエネルギーも失った世界。安全に使える唯一の燃料でもある、異形の獣たち“炎魔(えんま)”の体液を集める“火狩り”が、生き残った人々の生活を支える中、彼らの間でこんなうわさがささやかれるようになっていた。「最終戦争前に打ち上げられ、永らく虚空を彷徨っていた人工の星、<揺るる火>が帰ってくる。そして、<揺るる火>を狩った火狩りは〈火狩りの王〉と呼ばれるだろう」
ある日、薬を探すために結界に守られた村から森に入り込んだ11歳の少女・灯子。彼女は、突然現れた炎魔に襲われるも、見知らぬ火狩りの男・灰十に救われる。しかし、灰十は“狩り犬”かなたと、金色に光る鎌、そして守り石を遺して命を落としてしまう。
時を同じくして、わずかに残った文明を頼りに人々が暮らす首都で生まれ育った15歳の少年・煌四は、いつ帰るかわからない父の代わりに、工場毒で死んだ母を見送る。生まれつき病弱な妹・緋名子をたった一人で守らなければならなくなった彼は、ある計画に力を貸すことを決意する。灯子と煌四。運命に導かれた二人の出会いが、世界の秘密を明らかにしていくことになる―。
メインビジュアルの下部に描かれているのは、主人公・灯子と狩り犬・かなたが森で出会い、物語が大きく動き出すシーン。上部には、首都や工場地帯を背景に立ち並ぶ登場人物たち。森と都市、2つの世界が交差するときなにが起こるのか。そして、空をつらぬく一途の光が意味するものとは。
WOWOWオリジナルアニメ『火狩りの王』は、2023年1月14日22時30分より毎週土曜、WOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信。