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西村純二×押井守『火狩りの王』第1話無料配信開始 明楽役&EDテーマアーティスト坂本真綾のインタビュー公開

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アニメ『火狩りの王』第一話サムネイル
アニメ『火狩りの王』第一話サムネイル(C)日向理恵子・ほるぷ出版/WOWOW

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 WOWOWで1月14日よりスタートするオリジナルアニメ『火狩りの王』の第1話「旅立ち」が、WOWOW公式YouTubeチャンネルにて先行無料配信(期間限定)をスタートした。さらに、本作で明楽(あきら)役の声優として出演しながら、エンディングテーマ「まだ遠くにいる」を担当している坂本真綾のインタビューも公開された。

【写真】『火狩りの王』明楽役の声優とEDアーティストを務める坂本真綾

 日向理恵子による長編ファンタジー小説を、監督・西村純二と構成・脚本の押井守がタッグを組んでアニメ化した本作。“火”を失った人類最終戦争後の世界で、主人公となる11歳の少女・灯子と15歳の少年・煌四が、多くの困難に直面しながらも懸命に生きていく姿が描かれる。

 坂本は、原作小説を読んだ際は明楽に感情移入したといい、「その時は、自分が明楽の声を担当することになるなんて、全然思っていませんでした(笑)。彼女の魅力は、すごくサバサバした性格と情に厚いところで、仲間を命がけで守る強さと優しさにも惹かれました。小説を読んでいると、ずっと彼女の表情が見えているような感じがあって、とても身近に感じていました」と語った。

 エンディングテーマ「まだ遠くにいる」では、歌唱だけでなく作詞も担当した坂本。「歌詞に関しては、私自身が小説を読んで『原作者の日向理恵子さんは、このような思いがあったのかな』と想像しながら書いてみました。これまでも人間の歴史の中にはひどい争いがあって、そのまっただ中で青春時代を過ごしてきた人たちは必ずいて、その時ってどうだったのかなとか想像した時に、やっぱり誰だって生まれる時代は選べないわけだけど、それでも生まれてきたからには、与えられた命を懸命に輝かせて生きていたのだろうなあと思ったんです。生まれたら、もう否応なく、その場所で咲くしかないっていうことは酷だけど、でもそれは、誰にでも与えられている、命が持ってる救いだということを込められたらいいな、と思いました」と明かした。

 明楽役を演じると決まった際の感想を「登場人物の年齢層も若いですし、最近、私にお話が来るキャラクターって悪役が多いので(笑)。明楽を演じさせていただけるとわかったときは、とっても嬉しかったです」と坂本。

 最後に視聴者に向け、「私が最初、『火狩りの王』という作品がアニメ化されます、と聞いた際に最初に入ってきた情報が『あの押井守さんが大変惚れ込んでいる作品なんです』というお話だったので、『もう、それは間違いない!』という気持ちになったことを覚えています。きっと押井さんが『火狩りの王』をアニメにすることで描きたかったものがあって、小説から飛び出してきた、躍動感を持ったキャラクターたちが私たちに、その思いを伝えてくれるんだろうなと思うと、私も楽しみです。小説の世界観をそのままに、さらにスピード感を味わえるアニメになっていますので、一度小説を読んだ方にも、ぜひ映像でも楽しんでほしいなあと思います」とメッセージを寄せた。

 WOWOWオリジナルアニメ『火狩りの王』は、1月14日22時30分より毎週土曜、WOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信。

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