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『ファンタスティック4』坂本真綾&林勇、お互いの芝居にビックリ! 「こんな声も出せるんだ」

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(左から)坂本真綾、林勇
(左から)坂本真綾、林勇 クランクイン! 写真:上野留加

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坂本真綾

林勇

 マーベル・コミックス最初のヒーローチームを描いた映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が現在公開中。本作は、マーベル・スタジオの過去シリーズやほかのマーベル作品の予備知識ゼロで楽しめるドラマチック・アクション大作。異なる力と個性を持ち、揺るぎない家族の絆で“最強”を超えた唯一無二のヒーローチーム“ファンタスティック4”が、ひとりの人間として葛藤しながら、地球滅亡の危機に挑む姿を描く。今回は、スー・ストーム/インビジブル・ウーマンとジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチの日本版声優を担当する坂本真綾と林勇にインタビュー。本作の推しポイントに加えて、ふたりが“家族の絆”を感じる瞬間についても聞いた。

【写真】『ファンタスティック4』の青が映える 坂本真綾&林勇の撮り下ろしショット(10枚)

■小生意気な感じもピッタリ!?

――演じるキャラクターの紹介をお願いします。

坂本真綾(以下、坂本):スーは体を透明化できたり、目に見えないエネルギーを操ったり、そのほかにも色々な力を持っているヒーローです。ただ、もともとは普通の人間だったということもあり、私たちとあまり変わらない感覚を持った女性ですね。“ファンタスティック4”チームでは唯一の女性で、優しくみんなを包み込みながら、チームをまとめている存在です。

スー・ストーム/インビジブル・ウーマン 映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』場面写真 (C)2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.
――母親らしい強さもある。

坂本:そうですね。これまでは子どもがいない4人だけのチームでしたが、本作のなかでスーは母親になるという新しい局面を迎えます。彼女自身も、4人の関係も少しずつ変わっていくのかなというタイミングなので、そこにも注目いただければと思います。

林勇(以下、林):ジョニーはスーの弟で、炎を操る力を持っています。高熱の炎を放つこともでき、戦いの前線でも非常に重要な役割を担っているキャラクターですね。チームのなかではいちばん年下で、明るく陽気でムードメーカー的な存在ですが、ほかのメンバーに甘えている部分もあって。普段はちょっとふざけているところもある人物ですが、肝にある家族に対しての愛情は非常に強いんです。とても大好きなキャラクターですね。

ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ 映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』場面写真 (C)2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.
――そんなキャラクターを表現するうえで意識されたことは?

坂本:本作の舞台は1960年代でレトロフューチャーな世界観なんですよ。なので、現代的な口調だとあまり世界観と合わなくて。演じているヴァネッサ・カービーさんも昔ながらのハリウッドスターのような重みのある語り口で、ゆったりと低い声で語りかけるような場面も多かったんです。私も現代的なスピード感のしゃべり方にならないよう自然と意識していました。ヴァネッサさんはハスキーな低い音域の声の方で、普段の私の声とはだいぶ違うのですが、かなり頑張って寄せています。

林:映像を見てビックリしました。真綾さん、こんな声も出せるんだって!

坂本:ありがとうございます。

――吹替えだともともと演じられている方の声や芝居に寄せるように意識している。

坂本:そうですね。もちろん全く同じにはなりませんけど、彼女の顔から発せられる声としてしっくりくるように、なるべく近づけたいなという思いはあります。

坂本真綾
――林さんはどんなところを意識して演じていましたか?

林:これは4人に共通して言えることかもしれませんが、ジョニーって“ザ・ヒーロー”というよりも、本当にそこらへんにいるお兄さん、普通のおじさんでもあるんですよ。なので、肩ひじ張らずに、抑揚をつけるなどのテクニックもあまり意識せずに演じました。あとは、ジョセフ・クインさんが演じている温度感や意図を汲み取るようにもしていました。まるでジョセフさんがしゃべっているかのように声を近づけて収録しました。

坂本:完成した作品を見ましたが、本当にもう声がピッタリ! 自分でもハマっているなって思うでしょ?

林:いや、でもね、正直、ちょっと声高いかなと思っちゃったんですよね。

坂本:本当? 自分のなかではちょっと壁があったんだね。

林:そうなんです。自分のなかのハードルみたいなのがあって。これまで体が大きい役を演じる機会がそんなに多くはなかったので、個人的にはギャップを感じていました。でも、真綾さんが合っているって言うなら、そりゃもう合っていますよ!

坂本:…この小生意気な感じもね、ピッタリというか(笑)。

林:いやいや、そんなことないです! 普段は僕、非常に好青年ですから(笑)。

――完成した映像をご覧になってみての感想を教えてください。

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■坂本&林が“家族の絆”を感じる瞬間は?

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