『必殺仕事人』“瓦屋の陣八郎”遠藤憲一、去る! 主演・東山紀之と「最後にがっつり組んでお芝居ができてよかった」
■遠藤憲一(瓦屋の陣八郎役)
――2015年からレギュラー出演してきた『必殺仕事人』での7年間を振り返っていかがですか?
まずはゲストで出たんですよ。仕事人のひとりで、同じ必殺技だったんですけど、全部の撮影を終えた時に、「今後はレギュラーになります」と言われて驚いたのを覚えています。そこから仲間に入れてもらったという感じなんですが、もう7年も経ったと聞いてビックリしちゃいました!
ヒガシくんとはプライベートでよく一緒に飲み食いしていたから、ご一緒することになった当初は、真面目な顔でセリフを言うのが照れくさかったんですけど、徐々に慣れていって、今ではそれが普通になりましたね。
――23歳の時に“必殺”に初出演、30年後に念願の仕事人となられました。今回、卒業することになったお気持ちをお聞かせください。
初出演の時のことはよく覚えていないんですが、地に足が着かない感じで、よろよろしながら芝居していた記憶があります(笑)。そこから30年経って仕事人の一員になれたときはすごくうれしかった! そして、ついに今回で卒業…。すごく悲しかったんですけど、「寂しいなぁ」という思いはずいぶん前に乗り越えたので、あまりしんみりせずに終わることができたと思います。これまで小五郎とはアジトでもちょっとぶつかり合うくらいで、日常生活で関わることがほとんどなかったので、今回が初めてじゃないかな? 最後にヒガシくんとがっつり組んでお芝居ができてよかったです。―ヒガシくん、愛しています!(笑)