南沙良、映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』で吹き替え初挑戦 主人公の仲間・ドリック役を熱演
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クリス・パインが主演する映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の新たな日本語吹き替えキャストとして、俳優の南沙良の参加が発表された。吹き替え初挑戦の南は、主人公エドガン(クリス・パイン)の仲間となる自然の化身ドリック(ソフィア・リリス)を熱演する。
【写真】映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』アフレコ中の南沙良
本作は、さまざまな種族、モンスターが生息する世界で、聖なる力と邪悪な勢力がぶつかりあうアクションファンタジー映画。
仲間を集めて強大な敵に立ち向かっていく物語といえば、主人公となる伝説の勇者と、それをサポートするさまざまなスペシャリストたちで最強のパーティーを組むのが鉄板。だが本作の主人公エドガン(クリス・パイン)はなんと盗賊稼業に勤しむアウトローな吟遊詩人。屈強な女戦士ホルガ(ミシェル・ロドリゲス)、魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス)、かれんな見た目から一転、どう猛な”アウルベア”に変身する能力を持ったドルイド僧のドリック(ソフィア・リリス)、そして高潔な聖騎士ゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ)と、実にユニークでクセ者ばかりのパーティーが、一筋縄ではいかない大冒険を攻略する旅に出る。
南沙良が演じる自然の化身ドリックは、ティーフリングという人間とモンスターとのダブルで、可憐な見た目から一転、どう猛な”アウルベア”に変身する能力を持つ。
物語のカギとなるキャラクターに登用した理由を、配給元の東和ピクチャーズの担当者は「南さんの独特な雰囲気が、ドリックの役柄に素晴らしい化学反応を起こしてくれると思った」と話している。
南は「今回吹き替えを担当したドリックは独特な雰囲気を持ったキャラクターで、自然の化身ということで色んな動物に変身します。なにより憧れの声優のみなさんと共演できたことが恐縮です。またオリジナルでドリックを演じているソフィア・リリスさんとは同い年なので、ご縁を感じました」と喜びを語っている。
人生初となるアフレコ収録時、映像の仕事とはまた違った緊張感のある収録になると思いきや、初の声優仕事と思えないほどにスムーズに実施され、ほとんどNGなしで終了。音響監督の依田氏も「最初のシーンの長セリフをすぐにクリアしてくれたから、その時点で『あー行けるだろうな』と思いました。細かい指示はもちろん出しましたけど、すごくやりやすかった」と太鼓判を押す。ドリックの冷静沈着な雰囲気が南自身に重なる部分もあったことで、まさに“素”を生かせる役となり、本人もハマり役だったとしている。
映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は、3月31日より全国公開。
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