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伊藤健太郎主演、新田たつお不朽の名作『静かなるドン』令和に復活

映画

『静かなるドン』主演の伊藤健太郎
『静かなるドン』主演の伊藤健太郎(C) 2023「静かなるドン」製作委員会

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伊藤健太郎

本宮泰風

 「週刊漫画サンデー」にて1988年~2013年に連載され、累計発行部数4500万部を突破している新田たつおの人気漫画『静かなるドン』が、伊藤健太郎の主演で映画化され、今春、全4話が2話ずつ2週連続公開されることが決定。併せて劇中カットも解禁された。

【動画】伊藤健太郎のたくましい二の腕にファン「なんという眼福」

 本作は、規制やコンプライアンスが日々厳しくなっているこの令和に、アウトローな世界を生きた昭和〜平成にかけた名作の主人公たちから今の時代を生きるヒントをもらおうと立ち上がったプロジェクト「令和アウトローレーベル」の、高杉真宙主演『ナニワ金融道』に続く第二弾作品として公開される。

 関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子・近藤静也。けれど、彼は「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野さんに淡い恋心を抱き、普通に働く毎日。それが静也の幸せ。しかし、そんな静也の生活が一変する事件が起きるのだった…。

 昼はサラリーマンの草食系男子で夜は暴力団総長の二つの顔を持つが、カタギでい続けることを願う近藤静也を、伊藤健太郎が演じる。

 伊藤は「これまで色んな俳優さん達が演じてきたキャラクター作品でもあるので、いい意味で今までとは全く違った『令和』の『静かなるドン』にしたいと思ってます。共演の皆さんも、初めましての方、お久しぶりの方がいらっしゃるので、お芝居を交わすのが非常に楽しみです! 自分も今までに演じた事のない役柄ですし、アクションシーンも1つの見どころだと思います。そして原作にリスペクトを込めつつ、原作の世界を飛び越えた、令和版、映画『静かなるドン』に期待していただきたいです」と意気込みを見せる。

 監督を務めるのは山口健人。新進気鋭の若手監督であり、最新作の映画『生きててごめんなさい』の公開を2月3日に控えている山口が、ヤクザものの枠に収まりきらない<極道・恋愛・アクション・コメディ>三位一体以上のアトラクションムービーを演出する。

 さらに、「ネオVシネ四天王」と呼ばれVシネ界を牽引している本宮泰風が、本作に出演するとともに、総合プロデュースを務めることとなった。「日本人の心の根底にある‘弱きを助け強きを挫く’という美徳を、令和の“静ドン”でお楽しみ下さい」と、本宮ならではのコメントを寄せている。本宮が演じるのは、静也を影ながら支える猪首硬四郎役。

 劇中カットでは、暴力団組長の息子でありながら、カタギの道を選び、デザイン会社で普通に働く静也(伊藤)が、神妙な面持ちで何かと相対する様子がうかがえる。

 原作者の新田は「閉塞感とつまらない現実に、憂さを晴らせるような娯楽作品を期待してます!」とコメントしている。

 映画『静かなるドン』は、今春全4話を2話ずつ2週連続公開。

 ※キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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