福原遥×水上恒司『あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。』、コメント&メイキング入り幕間映像&場面写真到着
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福原遥と水上恒司がダブル主演する映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』より、場面写真7点と、キャストのコメントや撮影時の様子を確認できる幕間映像が解禁された。
【動画】キャストのコメントや撮影時の様子も確認できる『あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。』幕間映像
本作は、シリーズ累計発行部数70万部突破となった汐見夏衛による同名ベストセラー小説を映画化。
親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原)。ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)とけんかして家出し、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。そこでおかみのツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、彰と同じ隊の石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋崎斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会い、日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどんひかれていく百合。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった―。
今回解禁された場面写真は、突然1945年の日本にタイムスリップした百合(福原)が初めて彰(水上)に出会い助けてもらうシーンから、女将のツル(松坂)が営む陸軍の指定食堂で百合が働くことになったシーン、その食堂で出会った彰と同じ隊の石丸(伊藤)、板倉(嶋崎)、寺岡(上川)、加藤(小野塚)たちや勤労学生の千代(出口)たちの生き生きとした姿が分かるシーンなど、劇中の重要シーン全7点。
穏やかな笑顔を見せ夢中になって語り合う面々の姿は、ここが戦時中の日本であることを忘れてしまうほど幸せそうに見える。しかし、戦火の中、命からがら百合を背負い救い出した彰の必死な表情や、真剣な表情で敬礼をする特攻部隊を見ると、常に死と隣り合わせの緊迫した状況下で登場人物たちが必死に生きている様を感じることができる。
百合は日々を過ごす中で、何度も彰に助けられ、次第にひかれ始める。しかし二人の幸せな時間は続かない。彰は特攻隊員で、程なく命懸けで戦地に飛ぶ運命にあったのだ。限られた時間の中で、それぞれが精一杯に生きることを渇望したかけがえのない瞬間が収められたものとなっている。
幕間映像で、主演の福原は「これから自分はどう生きていこうって、考え直すきっかけになる作品でもあると思う」、同じく主演の水上は「こういう(特攻隊の)史実があったということを知ってほしいなという一心ですね」とそれぞれに真剣な表情で作品に対する思いを語っている。
また水上と同じく特攻隊員を演じた伊藤は「今ある平和っていうのは、昔特攻隊の人達が沢山いてくれた上で成り立ってるものなんだな」と過去に感謝し、嶋崎は「生きたいという強い意志があったり、守りたいものがあったり、改めて認識できたのでいい機会でした」と撮影を振り返った。
映像内では、先日解禁になった福山雅治による書き下ろしの主題歌「想望」が使われており、映画に寄り添った、特に彰の思いが伝わる壮大なバラードが映像と重なることで、一層深く本作のメッセージを受け取ることができる。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、12月8日より全国公開。