木村拓哉「こいつ甘えるんで」 伊藤英明が声出し解禁の舞台で見せる姿にツッコミ
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俳優の木村拓哉が5日、都内にて開催された映画『レジェンド＆バタフライ』大ヒット御礼舞台あいさつに、伊藤英明、中谷美紀、大友啓史監督と共に出席。観客の声出しが解禁となった状況に「非常にうれしく思っています」と喜びを噛み締めた。
【写真】木村拓哉、観客の前で『レジェンド＆バタフライ』大ヒットに笑顔
東映70周年を記念した本作は、敵対する隣国同士の“政略結婚”という最悪の出会いで始まった信長（木村）と濃姫（綾瀬はるか）が強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく姿を描く。
この日のイベントでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のガイドラインが見直されたことを受け、マスクをしている観客の声出しを解禁。木村、伊藤、中谷、大友監督が登場すると、会場に大きな拍手と歓声が巻き起こった。
木村は「久しぶりに劇場の皆さんの直接の声を聞けることを、非常にうれしく思っています」としみじみ。続く伊藤のあいさつを聞いていた木村は「また（トークの）着地点がわかんなくなってるぞ」と指摘しつつ、「今日は皆さん声を出せるということなので、ヒデ（伊藤）が迷っても、みんながちゃんと笑ってくれてるから」とフォローした。
25年前にTBS系スペシャルドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』でも信長を演じた木村と、当時、濃姫役で共演していた中谷は「天下統一という大義のために多くの人命を犠牲にしなければならない信長の孤独と、木村拓哉さんというこれからの日本にはなかなか出てこない大スターでいることの孤独というのが重なって見えました」とコメント。
さらに「命を賭して木村拓哉というスターを演じてらっしゃるんです。その孤独って私たち普通の人間には理解できない孤独なんですよね」と思いを寄せると、突然、伊藤が「ありがとう」とポツリ。
中谷が「違うんですけど！ あなたに言ってませんけど、一言も！」と否定すると、伊藤は「違うんです。僕いつも話が長くて、自分の思いを伝えたいんだけど、話が長すぎて伝わっていない部分があって、『ありがとう』というのは、僕も木村さんについて言いたかったなって思って、代弁してくれたみたいな」と動揺。
中谷に突き飛ばされる伊藤を見て、木村は笑いながら「なんで今日、お前じょう舌なんだよ（笑）。客席の皆さんが声を出していいという状況になると、こいつ甘えるんで」とツッコみつつ、「もっと甘えさせてあげてください」と呼びかけて会場を盛り上げた。
映画『レジェンド＆バタフライ』は、全国公開中。
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