有村架純、一足早い30歳の誕生日祝福に喜び「孤独を愛せる女性になれるように」
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女優の有村架純が5日、都内で行われたNetflix映画『ちひろさん』完成披露舞台あいさつに共演の豊嶋花、嶋田鉄太、van、今泉力哉監督と共に出席。13日に30歳の誕生日を迎える有村にサプライズで花束がプレゼントされ、有村が30代に向けての抱負を語った。
【写真】花束を受け取り笑顔を見せる有村架純
月刊漫画誌『Eleganceイブ』（秋田書店刊）で2013年から2018年にわたって第一部が連載された漫画『ちひろさん』を原作とした本作。元風俗嬢の主人公・ちひろ（有村）が、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの生き方に影響を与えていく。
有村は作品について「まず原作を読ませていただいて『ちひろさん』の世界観が大好きになりました。自分が演じるかもしれないと思うことを忘れて没頭して、ちひろさんという女性の沼にハマっていく感覚がありました」とコメント。自分が演じるとなるとハードルが高いと思うところもあったと口にし「孤独をテーマにしている作品で、今の年齢で生きづらいと思っている方や、同じ女性として生きづらいと思っている方に届けたい作品だなと感じて、その役目が担えるのであれば光栄だなと思いました」と熱い気持ちを語った。
さらに有村は“孤独”ということに関して「決してネガティブに思っていない」と告白。「孤独というと、寂しい人だなとかいろんなイコールでつながってくる言葉が思い浮かばれがちだけど、ひとりの時間を愛せるってすごく幸せなことだなと思います」と考えを明かし「孤独ということに対してポジティブに捉えられる方々が増えたらいいなと思います」と言葉に力を込めた。
イベントでは13日に30歳の誕生日を迎える有村に、嶋田からサプライズで花束が渡された。有村は「早く30代を迎えたいという気持ちがあったので、ようやくという気持ち」と笑顔を見せ「振り返るとこの10年本当にあっという間だったなと。ものすごいスピードでいろいろな景色を見ることができたなと、とてもありがたい10年間でした」と振り返った。
今後チャレンジしたいことについては「質の良い作品を届けるために、みなさんとディスカッションしながら作品を届けられたらいいなと思っています。柔軟な心を持って」と宣言。最後に有村は「私もちひろさんのように孤独を愛せる女性になれるように、30代進んでいけたらいいなと思います」と話し「自分の時間も大切にしてあげてください」と観客に呼びかけた。
Netflix映画『ちひろさん』は、2月23日より全世界独占配信＆全国劇場にて公開。
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