藤竜也、80代初主演作品『それいけ!ゲートボールさくら組』、予告&本ポスター解禁
藤竜也が主演する映画『それいけ!ゲートボールさくら組』より、毒蝮三太夫がナレーションを務め、昨年9月亡くなった落語家の三遊亭円楽さんも登場する本予告が、本ポスタービジュアルと共に解禁。主題歌はシンガー・ソングライターでギタリストのReiによる「Smile! with 藤原さくら」に決まった。
【動画】『それいけ!ゲートボールさくら組』60秒の本予告
本作は、愛と正義の“ゲートボール”スポコン人情コメディー。主演を務めるのは、スクリーンデビューから60年、『愛のコリーダ』(1976年)や『龍三と七人の子分たち』(2015年)など昭和から現在まで活躍し続け、さまざまな主演作や代表作を輩出してきた藤竜也(81)。
令和となっても俳優としての気力はとどまることを知らず、80代最初の主演映画となる本作では、青春時代の友である元ラグビー部マネジャー・サクラが経営するデイサービス“桜ハウス”の倒産危機を知り、今自分たちができることで手助けしようと奮起。かつての仲間たちを集結させて、どういう訳か「チームさくら組」を結成しゲートボール大会に出場して優勝を目指す主人公・織田桃次郎役を演じる。
そして高校時代からの元ラグビー部仲間には、歴戦のつわもの俳優・石倉三郎(76)、大門正明(73)、森次晃嗣(79)、小倉一郎(71)らが個性豊かなキャラクターで登場。平均年齢76歳・合計380歳の超ベテラン俳優陣が、所狭しとスクリーンで大暴れだ。さらに山口果林や田中美里も「チームさくら組」の一員として華を添える。ほかにも、桃次郎たちのかつてのラグビー部仲間で今は亡き盟友役として毒蝮三太夫(特別出演)や、その孫娘で桃次郎たちにゲートボールをスパルタ指導する女子高生・嶋田七海役に本田望結、さらには、生前ゲートボール愛好家としても知られていた落語家・三遊亭円楽さん(友情出演)が名を連ねる。
初の映像解禁となる本予告では、友のピンチのために集まった76歳の桃次郎とかつての高校時代のラグビー部仲間たちが「チームさくら組」を結成し、今度はゲートボールに挑戦することに。60年がたち体は衰えても、高校時代に培ったチームワークでゲートボール大会優勝を目指して大奮闘していくが、悪徳企業の陰謀も立ちふさがり…。果たして、「チームさくら組」は優勝をつかむことはできるのか?
円楽さんが解説者役を務め、「どっちも頑張れ!」と熱い試合を繰り広げる選手たちに声援を送る。実は予告に収められた対戦チームの脅威のスピンショット以外、ゲートボールシーンの撮影は、全て俳優自らが実際に打球をして行ったという。皆は口々に、「監督は、後でCGで処理してくれると言っていたのに…」と皮肉タップリに笑顔で当時のことを振り返っていた。そんな彼らの体を張ったショットの数々も見どころだ。
Reiによる主題歌「Smile! with 藤原さくら」の温かな歌声が桃次郎たちの奮闘を明るく照らし、思わず笑顔があふれるようなハートウォーミングな本予告映像となっている。ナレーションは、予告冒頭に遺影でも登場している特別出演の毒蝮三太夫が務める。
映画『それいけ!ゲートボールさくら組』は、5月12日より全国公開。