全アベンジャーズ相手にも余裕!? 『アントマン&ワスプ』征服者カーンの“恐るべき能力”をジョナサン・メジャースが力説
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映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でマーベル史上最凶の敵カーンを演じるジョナサン・メジャースが「アベンジャーズのメンバーとは、誰とかではなく、全員と一遍に戦いたいね。片手を背中の後ろに回したまま、使わずにね。目隠しもするよ」と、カーンが全アベンジャーズ相手にも余裕で戦えるキャラクターであることに言及。<時を操る>という能力の恐ろしさを力説した。
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本作は、『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』に続く、新たなアベンジャーズの始まりの物語。人類の想像をはるかに超える量子世界を舞台に、アントマンの<最後の戦い?>が繰り広げられる。
本作でアントマンが立ち向かうカーンは、過去にアベンジャーズを殺したこともあるマーベル史上最凶の敵。過去・現在・未来のすべての時間を操ることができるチートのような能力の持ち主で、今後のアベンジャーズにとっての新たな脅威となる存在だ。
アントマンのまな娘キャシーが作った装置のトラブルにより、ミクロよりも小さな量子世界へと引きずり込まれてしまうアントマン一家。そんなアントマンらの前に立ちはだかるのが征服者カーンだ。
カーンは自由自在に時をコントロールし、その存在ごと消し去ることのできる恐ろしい能力を持っているが、ジョナサンは「その能力のどこが恐ろしいか、時間はすべてですからね。時間をコントロールして操ることが出来たり、時間の中を移動することが出来たりしたなら、その者は事実上全能、そして全知になります。何もかもすべてを知り、何もかもを見て、何もかもコントロールできるのですから。それは絶対的な能力です」とコメント。
さらに「高速に移動する能力であれ、姿を消す能力であれ、そこから姿を消したり現れたりする時間がそもそもなければ成立しません。時間は私たちの周囲で動くものすべてであるのです。そして最も神秘的なものでもある。あるひとりの個人が、その時間のすべてをひとつの目録や辞書の如く知りつくしているとしたら…私ならその個人を恐ろしいと思います。恐ろしいと思うべきですよ」と、<時を操る>ことがどれだけ恐ろしいことであるかを力説した。
本作ではそんなカーンを相手にアントマンが“一家総出”で立ち向かうも、カーンはアントマンに「失った時間を与える」と、これまで愛する娘のキャシーと過ごすはずの時間を多く失ってきたアントマンにとって甘い誘惑を持ちかける。キャシーとの時間を取り戻したいがためにその誘いに乗ってしまったアントマンはキャシーを人質に取られてしまい、“娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ない”という人類の運命を左右する究極の選択を迫られることに―。
アントマンを演じるポール・ラッドも「征服者カーンの何もかもが、恐ろしいですよ。サノス以上に強力な存在はなかなか思いつかないものですが、マルチバースの強力な存在であるカーンは、そうであると十分に思える存在です」と、これまでアベンジャーズの宿敵であったサノスをも超えることを断言している。
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は公開中。