『クリード 過去の逆襲』で初監督＆大ヒット！ “日本大好き”マイケル・B・ジョーダンの魅力
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全米で『ロッキー』＆『クリード』サーガ史上最高の興行収入記録を更新し、大ヒットの快進撃を続ける『クリード 過去の逆襲』。本作で主演・監督を務めたマイケル・B・ジョーダンは、監督初挑戦にもかかわらず、米批評サイト“ロッテントマト”で89％のハイスコアをたたき出し、オーディエンススコアも96%と驚異の満足度（4月18日現在）を獲得。日本のマンガ・アニメ好きとしても知られる彼の魅力に迫る。
【写真】日本アニメを参考にしたファイトシーンにも注目！
俳優、監督、プロデューサーとしてマルチに活躍し、今ハリウッドを最も熱くするマイケルは、1987年2月9日生まれの37歳。黒人の青年が警官に射殺された事件をもとにしたライアン・クーグラー初監督作『フルートベール駅で』（2013）に主演し、一躍注目を集めた。
そして2015年、盟友ライアンと2度目のタッグとなるサーガ第1作『クリード チャンプを継ぐ男』でアドニス・クリードを熱演。高い演技力だけでなく、1年間にわたる厳しいトレーニングで鍛え上げたボディで話題を呼んだ。続くマーベル作品『ブラックパンサー』（2018）では、ライアンと3度目のタッグを果たし、歴代ヴィランNo.1と謳われるエリック・キルモンガー役で世界的なトップスターになった。
『クリード 過去の逆襲』で主演、製作に加えて初監督に挑んだマイケルは、「ただカメラの前にいるだけでなく、ストーリーを伝えたいと思うようになったんだ。35歳になって、山ほど発信したいことがある。若い男として、そして若い黒人男性としてね。これらのキャラクターやストーリーを通して、僕の人生経験や、自分自身の一部を、どのように世界に伝えることが出来るか挑戦しようと思ったんだ」と、作品に映画人としての経験を全て注ぎ込んだ。
イングランドのプレミアリーグのAFCボーンマスの共同オーナーでもあるマイケルは、米「ピープル」誌が毎年発表する2020年の「最もセクシーな男性」に選ばれ、外科医が検証した「科学的に最もハンサムな顔」のトップ3にランクイン。先日発表された米タイム誌では、「世界で最も影響力のある100人」のアーティスト部門に選出され表紙に登場するなど話題がつきない。
■日本アニメの視点をヒントに26分に及ぶファイトシーンを撮影
日本との関係においては、テニスの大坂なおみ選手が憧れのセレブとして名前を挙げたことや、日本のマンガ・アニメが大好きなことで知られている。『クリード 過去の逆襲』の演出でも、『NARUTO -ナルト-』『はじめの一歩』『ドラゴンボールZ』などから影響を受けたと公言。日本アニメの視点をヒントに、スポーツ映画史上初のIMAXデジタルカメラによる撮影で、世界を熱狂させた26分に及ぶド迫力のファイトシーンを作り上げた。
盟友ライアンはマイケルについて、「『クリード 過去の逆襲』で長編映画の監督という新たな役に挑戦し、見事に成し遂げた。監督業は、心臓をむき出しにして敵陣の山頂に上るようなもの。彼ならできると思っていた。なぜなら彼の4半世紀にわたるキャリアの中で与えられたものは何もなく、すべて自身で勝ち取ってきたから。彼の最高傑作はまだこれからだと強く信じている」と今作の仕事ぶりをたたえ、さらなる飛躍を期待するコメントを寄せている。
鍛え上げた肉体で強敵デイム（ジョナサン・メジャース）とのファイトに挑み、初監督にして“NEXT LEVEL”を追求したマイケル・B・ジョーダン。彼は「格闘やアクションの臨場感を楽しんでほしい。余すところなくパンチを肌で感じ、ぶつかり合う音を聞き、滴る汗や血を目撃してほしい。ぜひ大スクリーンで観てほしい映画だ！」と力説、『クリード 過去の逆襲』を劇場で体感すべきだと語っている。
映画『クリード 過去の逆襲』は5月26日より全国公開。
