乃木坂46、5期生曲センターは池田瑛紗 バスラ2日目で初披露
5期生ライブもいよいよ佳境へ。ここからは加入してからの1年間の成長を提示すべく、1年前のお見立て会を踏襲したあいさつと活動2年目に向けた決意表明を経て、ステージ上で円陣を披露。そこから川崎センター曲「17分間」で、再び会場のボルテージを高めていく。また、「自惚れビーチ」「ロマンスのスタート」「ダンケシェーン」と乃木坂46のライブには欠かせないライブアンセムも連発。アリーナ外周やサブステージなど会場全体を使った、5期生だけのステージを思う存分に満喫できた。と同時に、もはや5期生は乃木坂46に欠かせない重要な戦力であることも、このステージを通じて見事に証明してみせる。そして、菅原の「これからも11人、切磋琢磨しあって、乃木坂にふさわしい存在になれるよう頑張ります」というメッセージに続いて、彼女がセンターを務める「バンドエイド剥がすような別れ方」でライブ本編を終えた。
「指望遠鏡」から始まったアンコールでは、一部メンバーがトロッコに乗ってスタンド席を回遊するなど、よりファンの近くにまで笑顔を届けて回る。続く「シャキイズム」でさらに会場の熱量を高めたところで、この日のライブを改めて振り返る。中西は興奮気味に「明日の4期生さんライブに、いいバトンをつなげたんじゃないかな」と語り、五百城は笑みを浮かべながら「昨日の夜まで不安だったんですけど、いざ(ステージに)立つと皆さんの歓声に包まれながら、すごく楽しい1日を過ごすことができました」と喜びを口にした。
この日のラストナンバーに用意されたのは、3月22日発売予定の32ndシングルに収録される5期生楽曲「心にもないこと」。センターに就任した池田の曲紹介に続いて、ダンサブルなビートに乗せて流麗なメロディが奏でられるこのポップチューンが繰り出される。初披露ながらも頼もしさがしっかりと伝わるこのパフォーマンスで、1万2000人のオーディエンスを見事に魅了し、初の5期生単独ライブは大成功のうちに終了した。