大泉洋、ボイステストでは英語で歌唱 日本語吹替で“歌のみ”の役「新しい挑戦」
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俳優の大泉洋が1日、映画『シング・フォー・ミー、ライル』完成披露試写会に石丸幹二、水樹奈々と共に出席。日本語吹替版キャストを務めるにあたって本国で受けたボイステストのことを振り返った。
【写真】大泉洋、石丸幹二、水樹奈々の集合ショット
本作は、『グレイテスト・ショーマン』、『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが贈る、ファンタジーミュージカル映画。ニューヨークを舞台に、歌うワニのライルがその歌で人間と心通わせる様子を、ミュージカルナンバーと共に描き出す。
言葉を話さず、歌だけで思いを伝えるワニのライル役を、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉が務め、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンのヘクター役を石丸、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親ミセス・プリム役を水樹が務める。
大泉は昨年の初夏からボイストレーニングを開始し、劇中ではせりふを封印し歌のみの役に挑戦。大泉は今回の役に対して「新しい挑戦」だと思ったと言い「歌を歌うのはすごく好きでしたけど、仕事として歌を歌うのは初めてでした。ミュージカル映画の吹き替えということで、しかも歌を作っているのは『グレイテスト・ショーマン』と『ラ・ラ・ランド』のチーム。それをある意味日本で初めて歌うわけですから、やるっきゃない、やりたいという思いでした」と強い思いがあったことを明かした。
オリジナル版ではショーン・メンデスがライル役を演じており、大泉は「共通点はスーパースターというだけでしたから」と話し会場の笑いを誘う。「声が高いんです、ショーンは。キーが高くて」とも話し「あれを歌うのは本当にトレーニングが必要だった」と語った。
本国でのボイステストについて、大泉は「オファーがあったのにテストがある。落ちる可能性もあったんです。それを見事にパスして今回仕事できたんですけど」と説明。大泉は英語で歌唱をするテストだったそうで「日本語の字幕がつく前に私には話が来てるから、日本語の字幕がないんですよ。日本語吹替がついてない時に来たもんだから、テストは英語で受けなきゃいけなかった」と告白した。大泉は「どこにも披露する場がない英語で歌って」と振り返りながらも「テストで合格してこの仕事をとったということも久々でうれしかったです」と笑顔を見せていた。
映画『シング・フォー・ミー、ライル』は、3月24日より全国公開。
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