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今夜放送、金ロー『アルマゲドン』 こがけんが語る全世界を感動の渦に巻き込んだSF超大作の見どころは?

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映画『アルマゲドン』場面写真
映画『アルマゲドン』場面写真(C)1998 Touchstone Pictures and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.

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 ブルース・ウィリス主演の映画『アルマゲドン』(1998年)が、今夜3月17日21時から『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送される。本作の見どころを映画大好き芸人こがけんが語った。

【写真】こがけんが注目ポイントと語る、ダイナミックな爆破シーン

 「本作は、地球に衝突する可能性がある小惑星を破壊するため人類が宇宙へと向かうSF大作ですが、驚くべき点は、その高度なミッションを、宇宙に関しては全くの素人である石油掘削作業員に託すというところですね」とこがけん。「その荒唐無稽ともとれるぶっとんだ発想、観客を最後まで夢中にさせてくれるハラハラドキドキな展開、まさに王道娯楽映画作品と言うにふさわしい作品です」と解説する。

 また、「特に注目してほしいのが、全編に散りばめられたダイナミックな爆破シーンの数々です。これがもうとんでもない迫力で、今観ても全く色褪せません。それもそのはず、CG処理は使用しても、爆破自体はリアルな火薬を使っているからなんです。とくに中盤のパリの爆破シーンはホントに圧巻で、実は、1秒に5000回もの爆発を起こして撮ったものなんですね。さらに、ど迫力のスペースシャトルの打ち上げシーンがありますが、このシーン、NASAの協力を得て本物のブースターを使っているんです。オーマイガー…。これぞハリウッド映画という感じですね」と話す。

 お勧めのシーンについては「数々の名シーンの中でおすすめしたいのが、ミッション遂行における水面下の攻防を描いたシーンです。NASAの司令部には、現場でミッションを遂行する石油掘削作業員のハリー達に信頼を寄せる指揮官のトルーマンという男がいるんです。思い通りにミッションが進まない中で、司令部から現場には非情な決断がくだされます。それでもハリーたちがベストを尽くせるように、このトルーマンはなんとか時間稼ぎをしようと司令部側で見えない攻防を重ねるんですね。決して現場だけが戦っているわけではないとわかる、胸が熱くなるシーンですね」としている。

 本作のツッコミどころも指摘。「たとえば序盤、主人公のブルース・ウィリス演じるハリーは自分の娘に手を出した部下A.J.に散弾銃を向けます。おどしのためかと思いきや、実際に撃っちゃう(笑)。撃ちながら追いかけるんですね。しかも、その場所というのは、まさかの海上の石油採掘場ですよ! もし石油に引火したら大爆発ですよ?! その後、ハリーは掘削作業中に無茶な作業をした部下に『もし、一つ間違ったら死人がでるとこだった!』と注意するシーンがあるんです。誰が言ってるんだ、って話ですよね(笑)。そんな彼らが、地球の存続のかかる超重要ミッションに参加するんですよ?」と語っている。

 映画『アルマゲドン』は、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて3月17日21時放送。

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