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アカデミー賞・脚色賞受賞『ウーマン・トーキング 私たちの選択』、J・J・エイブラムス絶賛コメント入り日本版予告編

映画

 本年度アカデミー賞(R)脚色賞を受賞し、これまで世界の賞で56賞を受賞、151賞にノミネートされた映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』(原題『WOMEN TALKING』)より、日本版予告編が解禁となった。

【動画】J・J・エイブラムスが絶賛! 映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』日本版予告編

 原作は2018年に出版され、NEW YORK TIMESブックレビュー誌の年間最優秀書籍に選ばれたミリアム・トウズによる同名ベストセラー小説。2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元に描かれている。

 2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」と男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。タイムリミットは男性たちが街へと出かけている2日間。緊迫感のなか、尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う―。

 監督は『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)などで女優として活躍しながら、2006年、『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で監督、脚本家としてデビューし数々の賞を受賞したサラ・ポーリー。本年度のアカデミー賞で作品賞、脚色賞の2部門にノミネート。脚色賞を受賞し、初のオスカーを獲得した。

 主演はその演技力で2度アカデミー賞にノミネートされたルーニー・マーラ。その他、Netflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』で主演女優賞、最優秀ゲスト女優賞と2度エミー賞を獲得したクレア・フォイ、ジェシー・バックリー、日本でも『007』シリーズのQ役でおなじみのベン・ウィショーなどが出演。

 出演とプロデュースを務めたオスカー女優フランシス・マクドーマンドは、本作のオプション権を獲得後、ブラッド・ピットが率いる映画制作会社PLAN Bへ話を持ち込み、映画化が実現した。

 日本版予告編は、「目が覚めたら アザや傷が出来ていた」という声と、オーナ(ルーニー・マーラ)の姿から始まる。2010年、小さな村の女性たちに起こっていた悪夢の朝だ。次に映し出されるのは、緑豊かな村で笑顔を浮かべて駆け回る子どもたち。そして、それとは対照的に、納屋で自らの未来と尊厳、そして子どもたちのために語り合う女性たち。許すか、闘うか、それとも去るか。男たちのいない二日間がタイムリミットとなる。

 スカーフェイス・ヤンツ(フランシス・マクドーマンド)は「“許し”は信仰」だと主張するが、男たちへ激しい怒りを抱くサロメ(クレア・フォイ)は「私は許せない 決して赦さない」と真っ向から対立する。それぞれの女性たちが抱える、怒り、悲しみ、悔しさ、愛が交わされる話し合い。「未来へ希望を抱きたい」「子どもたちを守らないと」という決意と、「こんなことして許されるの?」という葛藤に胸をつかまれる。

 そして、本映像には、『ミッション:インポッシブル3』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの監督を務めたJ・J・エイブラムスによる絶賛コメントも。エイブラムスは「非常に力強く、心揺さぶる、感動的な映画」と評している。

 映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』は、6月2日より全国公開。

映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』日本版予告編

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