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『ナイトメア・アリー』デル・トロ監督&ケイト・ブランシェットらが語るメイキング入り特別映像解禁

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映画『ナイトメア・アリー』場面写真
映画『ナイトメア・アリー』場面写真(C)2021 20th Century Studios. All rights reserved.

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ギレルモ・デル・トロ

 第94回アカデミー賞にて作品賞・撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞の4部門にノミネートされている奇才ギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー』より、デル・トロ監督やケイト・ブランシェット、ウィレム・デフォーらが作品の魅力について語るメイキング入り特別映像が解禁された。

【動画】監督やキャストが作品の魅力を語る『ナイトメア・アリー』メイキング入り特別映像

 本作は、1946年に出版されたウィリアム・リンゼイ・グレシャムのノアール小説『ナイトメア・アリー 悪夢小路』を、デル・トロ監督独自の世界観と豪華キャストで映画化したサスペンス・スリラー大作。

 訳ありの過去を持つ青年スタン(ブラッドリー・クーパー)。成功への野心あふれる彼がたどり着いたのは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座だった。そこで出会った読心術の達人ピート(デヴィッド・ストラザーン)から技を伝授されたスタンは、“感電ショー”で人気者だったモリー(ルーニー・マーラ)を誘い、ショービジネスの世界での成功を目指して大都会へと旅立つ。

 やがてスタンは人を惹きつける才能と天性のカリスマ性を武器にトップのショーマンとなり、豪華なホテルのステージで上流階級の人々から拍手喝さいを浴びる日々を送る。だが、心理学博士リリス・リッター(ケイト・ブランシェット)との出会いが、スタンの運命を大きく変えていく。さらなる野望のその先に待ち受けていた、想像もつかない闇とは─。

 前作『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞を獲得した巨匠デル・トロ監督が本作で挑戦したのは、かつてハリウッドの黄金時代に数多く製作された“フィルム・ノワール”。特別映像でデル・トロ監督は、富や名声に目がくらみ人間の闇を見ることになる男を描く本作について「アメリカの暗部を描いた作品だ。アメリカン・ドリームの裏側を見せる」と語る。

 続いて、リリス・リッター博士役のケイトは「ギレルモ作品には異世界の雰囲気がある。でもそこで語られるのは、現実の世界に通じる物語よ」とコメント。スタンをカーニバルに引き入れるクレム役のウィレムも「ジャンルを超越する作品だが、現実に根付いている。さすがギレルモだよ」、ピート役のデヴィッドも「ギレルモの独創性が光る作品だ。瞬間を丁寧につむぎ合わせ、全体像を織りなしていく」と、それぞれ監督の手腕を称賛している。

 さらに映像で「ノワールの雰囲気や情緒が好きなんだ。あの時代の手法を学んだよ」とノワール愛を語るデル・トロ監督。スタン役のブラッドリーを「1930年代の映画スターの雰囲気で撮った。丁寧な準備を重ねて、昔の俳優のようにパワフルに見せている」、リリス役のケイトを「あの時代の大女優の雰囲気だ」と明かす。

 終盤では、ブルーノ役のデル・トロ作品常連俳優ロン・パールマンが「ギレルモは奇怪な世界を描くことを得意をする監督だ。彼の代表作の1本になる作品だと思う」と語る姿に続き、デル・トロ監督の「往年の名作の雰囲気を持つ作品を作ってみたいと思ったんだ。古き良きスタイルでリアルを目指した。大変な道のりだったよ」というコメントで終了。緊迫感あふれる本編映像や、往年のハリウッドスターの雰囲気をまとったブラッドリーやケイトのメイキング映像などにも目を奪われる、豪華な特別映像となっている。

 映画『ナイトメア・アリー』は3月25日より全国公開。

映画『ナイトメア・アリー』特別映像(Neo Noir編)

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