ヒース・レジャーが亡くなったアパート、18億円で売却される
クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』でジョーカーを演じ、撮影終了直後の2008年1月に28歳の若さで急逝したヒース・レジャー。彼が最期を過ごしたニューヨークのアパートが、1430万ドル(約18億円)で売却されたことがわかった。
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PEOPLEが入手した文書によると、彼が最期を過ごしたニューヨーク・マンハッタンのソーホーにあるアパートが、先月企業に1430万ドル(約18億円)で売却されたそうだ。
New York Timesによると、ヒースは一人娘マチルダをもうけた女優のミシェル・ウィリアムズと破局した後、3人で暮らしたブルックリンを離れ、このアパートに転居。当時2万5千ドルの家賃を支払っていたそうだ。
この建物は1920年に建造されたもので、2008年1月22日にヒースが亡くなった後はファンが大勢詰めかけ、花束を手向けたことでも知られる。
その後大幅なリノベーションが行われ、賃貸物件から分譲物件に変更。5階から7階は、メゾネットのペントハウスとなり、3階は3ベッドルームの部屋が一つ、2階には2ベッドルームの部屋が一つ、そしてヒースが暮らした4階は、約409平米、3ベッドルームの部屋だそう。
ヒースはオーストラリア出身で、『ブロークバック・マウンテン』(2005)の演技が絶賛されアカデミー主演男優賞に初ノミネート。将来を期待されつつも、2008年1月に、薬物の過剰摂取による事故で急逝した。死後に、『ダークナイト』でアカデミー賞助演男優賞を受賞。彼の演技は今も、伝説として語り継がれている。