4.9放送開始『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編 新たな物語に期待する3つのポイント
刀鍛冶の里編の第1話冒頭では、鬼を支配する鬼舞辻無惨(※)の直属の配下である12人の鬼“十二鬼月”のうち、上位6名の上弦の鬼が集結。
上弦の鬼の強さはすさまじく、「無限列車編」では下弦の壱・魘夢を倒した直後に初めて現れた上弦の参・猗窩座、そして「遊郭編」で登場した上弦の陸である堕姫と妓夫太郎はいずれも想像を超える強さで鬼殺隊を追い詰めた。
残る上弦の鬼は、上弦の肆・半天狗、上弦の伍・玉壺、上弦の弐・童磨、そして上弦の壱・黒死牟。「刀鍛冶の里編」で彼らが登場したことで、ついに上弦の鬼全員が勢ぞろいする。初めて上弦の鬼を鬼殺隊に倒され、怒り心頭の無惨は鬼殺隊を滅ぼすため、新たな情報を入手したという玉壺、そして半天狗をある地へと向かわせる。
玉壺は壺の中からくねくねと動き出し不気味さを醸し出し、一方の半天狗は怒り狂う無惨に怯えてばかりでその強さは計り知れないが、この2人が動き出すことで始まる新たな決戦に期待が高まる。
※「辻」の正式表記は一点しんにょう
■強敵との戦いを乗り越えてきた炭治郎の物語に期待
『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』場面写真:竈門炭治郎
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
遊郭編で初めて上弦の鬼と戦い、瀕死になりながらも見事勝利した炭治郎。しかし宇髄天元、善逸、伊之助の全員でかかっても苦戦を強いられ、改めて上弦の鬼の強さを痛感する。
それでも、「竈門炭治郎 立志編」では歪んだ家族の形を求める下弦の鬼・累と戦い、「無限列車編」では家族の夢に翻ろうされながらも魘夢を討滅、そして「遊郭編」では上弦の陸の兄妹にも打ち勝ちながら成長を続けてきた。
鬼殺隊として強さを増していく炭治郎、そして鬼殺隊として共に戦う禰豆子の物語は今後どのような展開を見せるのか。来週に迫った「刀鍛冶の里編」を期待しながら待ちたい。
『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』は、全国フジテレビ系列にて4月9日より毎週日曜23時15分放送。TOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビにて4月15日より毎週土曜23時30分放送。