木村拓哉が語る撮影秘話! 海外ドラマ『THE SWARM』第7話・最終話4月8日配信
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俳優の木村拓哉が出演する、世界的大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』を手掛けたフランク・ドルジャーが贈る超大型国際ドラマ『THE SWARM/ザ・スウォーム』の第7話と最終話が、4月8日よりHuluで独占配信スタート。アイト・ミフネ役の木村が撮影秘話などを語るインタビューが到着した。
【写真】「作品にかける現場の雰囲気はどの国も同じ」と語った木村拓哉の場面写真
本作は、世界27言語に翻訳されている、フランク・シェッツィングによるサスペンス小説をドラマ化した海洋SFサスペンス(全8話)。世界中で大ブームを巻き起こした海外ドラマ『Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)』の主要プロデューサーのひとりで、数々のエミー賞受賞歴を誇るフランク・ドルジャーが製作総指揮を務める。
クジラによる攻撃的な行動、次々と現れるバクテリアに冒された新種の海洋生物、海岸線を襲う大津波。世界中の海で前代未聞の海洋異変が続発する中、原因究明に心血を注いできた各国の研究者たち。やがて彼らは、すべての海洋異変を操っているのは、人類を攻撃しようとする未知の知的生命体だという仮説にたどり着き…。
第7話から、物語はさらなる荒波と胸熱の展開が入り乱れるクライマックスへ。各国の研究者たちがついに集結し、そこへ木村演じるミフネ財団の創始者で慈善家のアイト・ミフネも満を持して合流。宇宙よりも謎が多いと言われる未知の領域=”深海”に潜む知的生命体の正体と真の目的を明らかにすべく、一丸となって北極海へ赴き、命をも危ぶむ最終局面に立ち向かっていく。
本作の最終章となる第7話と最終話が、いよいよ4月8日からHuluで独占配信されるのに先立ち、木村のインタビューが到着。
木村は、海外ドラマ初出演となる本作について「出演の声をかけていただけて嬉しかったです。撮影の場に身を置いてみて感じたのは、作品にかける現場の雰囲気というのは、どこの国でもどの場所でも同じものなんだということ」とコメント。撮影中は制作サイドが楽屋提供を申し出るも丁重に断り、常に現場のすぐそばに寄り添い続けた木村。製作総指揮のフランク・ドルジャーはそんな木村を「おかげで撮影時間を短縮し、演出の幅を広げることができた。より良い作品を作りたいという思いからそう仰ってくださり、これが本当のプロフェッショナルだなと感心しました」と称えた。
木村はフランクについて「包容力もあり、非常に丁寧な方。現場にずっといて、全員を見てくれていて、困っている人がいないかなど、しっかりとアンテナを張ってくれていたので、一緒にお仕事ができて本当に恵まれているなと感じました」と評する。また、シグル・ヨハンソン博士を演じたアレクサンダー・カリムとのリモート会議でのシーン撮影を振り返り「アレックスが撮影現場に来て、カメラの横で会話や相槌を打ってくれたのでものすごく助かりました」と感謝。各国のキャストたちが一堂に会したシーンの撮影では「みんなのコミュニケーションやディスカッションに食らいついていく感じでした」と当時の様子を明かした。
さらに木村は、役柄のアイト・ミフネという名前を自身が提案したことも明らかに。「海が舞台のストーリーで、“船”という言葉も含まれているので、日本を代表する俳優さんの名を借りて“ミフネ”はどうでしょうと提案したら、みんな受け入れてくれました」と、その経緯をコメント。
作品については「“海”が人類に対して色々な形でメッセージを送ってきます。海洋異変を描いたシーンの脚本を読んだ時は、どうやって映像化するんだろう?と思っていたのですが、実際の映像は想像以上の仕上がりになっていました。“自然がもし人類に対して本気で怒ったらこんなに怖いことが起きるんだよ”というのがリアルに実感できると思います」と注目ポイントを語る。
特に印象的だったシーンとして「未知の知的生命体が、人間の起こした行動に対して怒るシーン」をあげ、「海面が突然表情を変えて、ものすごい衝撃とスピードと色を発するのですが、人間の想像力があればVFXを使って何でも具現化できるんだなと実感しました」と、その迫力をアピールした。
そして最後は、本作への出演をきっかけに、“海”に対する向き合い方が変わったことも告白。「東京湾でクジラが発見されたとか、千葉の海岸でイルカが打ち上げられたといったニュースを見て、それはなぜなのか?その背景には何があるのか?ということをより深く考えるようになりました。海をしっかりと“向き合う相手”として考えて、人間同士と同じように、相手の立場に立って考えることが大事だと思います」と力強く語った。
Huluオリジナル『THE SWARM/ザ・スウォーム』(全8話)は、Huluにて第1~6話を独占配信中。第7話、最終話は4月8日から独占配信。
※木村拓哉コメント全文は以下の通り。