ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』、12.15日本公開決定 主人公・アーシャの願いが奇跡を起こす特報映像初解禁
ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』の日本公開日が12月15日に決定。併せて、本作の重要なテーマとなる”願いの力”が描かれた特報映像が初解禁された。
【写真】ヒロイン・アーシャの願いが奇跡を起こす!『ウィッシュ』初解禁映像
「D23 Expo」のトリとして発表された本作は、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面からテーマとして描く、100年の歴史の集大成ともいえるアニメーション作品。
監督は、『アナと雪の女王』の1、2作目を手掛けたクリス・バックと、『アナと雪の女王』や『ズートピア』などのストーリーアーティストを担当したファウン・ヴィーラスンソーン。脚本は、クリスと同じく『アナと雪の女王』を手掛け、現在はディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ・オフィサーでもあるジェニファー・リー。ヒロイン・アーシャの声優は、『ウエスト・サイド・ストーリー』で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズが務める。
物語の舞台となるのは、どんな“願い”も叶うと言われている“ロサス王国”。前向きで明るくリーダーの素質を持ち、王国の人々を大切に思っている17歳の少女アーシャは、ある出来事によって王国に隠された秘密を知り、ディズニーの歴史で最も恐ろしい敵と対峙し、立ち上がることを決心する。
解禁となった特報映像は、アーシャが暮らすロサス王国の様子から始まる。願いが叶うと言われている魔法の王国の平和な場面が映し出されるが、ロサス王国の国王・マグニフィコ王の「差し出すだけでいい、お前の願いをこの私に」という言葉で一変。その裏に隠された、王国の暗い秘密が垣間見える。
さらに映像には、アーシャの相棒であるヤギのバレンティノと、星の姿をしたキャラクター”スター”も登場。スターが身にまとう光り輝く粉には魔法の力があるようで、バレンティノがその粉を食べると、なんとその可愛い見た目とはギャップのある低音ボイスで人間の言葉が話せるように。ユーモアあふれる可愛いキャラクターたちに加え、ディズニーらしい魔法も描かれている。
また、映像には“願い”について歌った劇中曲「This Wish(原題)」も収録。アーシャの強い“願い”により、無数に輝く星の一つが突如強い光を放ち、そして奇跡が起こる―。王国の危機を救おうと、愛する人たちのために強く願うアーシャの心情が表現された一曲となっている。
音楽を担当するのは、第60回グラミー賞主要2部門にノミネートし、ジャスティン・ビーバー、エド・シーランら有名アーティストに楽曲提供するなど、世界的ヒット・ソング・ライター兼アーティストとして活躍するジュリア・マイケルズ。ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンや『アナと雪の女王』のロバート&クリステン・ロペス夫妻に続く、ディズニー新世代の作曲家として礎を築く存在として期待されている。
映画『ウィッシュ』は、12月15日より全国公開。