キャサリン妃、ダイアナ妃のイヤリングとエリザベス女王のネックレスを合わせ戴冠式に
英チャールズ国王の戴冠式が執り行われ、キャサリン妃はそれぞれ思い入れのあるアイテム、アレクサンダー・マックイーンのドレスとダイアナ妃のイヤリング、エリザベス女王のネックレスを合わせて出席した。
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現地時間5月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院にて英チャールズ国王の戴冠式が執り行われた。1953年に行われたエリザベス女王の戴冠式以来70年ぶりとなる歴史的イベントとあって、王室メンバーのファッションにも注目が集まったが、キャサリン妃は思い入れのあるアイテムで式典に出席したようだ。
Peopleによると、キャサリン妃はこの日、アレクサンダー・マックイーンのアイボリーのドレスに、国旗カラーのローブを纏って式典に出席した。ドレスには、イギリスを構成するイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの国花、ローズとアザミ、スイセン、クローバーが刺繍されており、各国をトリビュートしたデザインとなっている。
キャサリン妃は2011年にウィリアム皇太子(当時は王子)と結婚した際もアレクサンダー・マックイーンのウェディングドレスを着用しており、これまでも度々公務で身に着けるなど、妃のお気に入りブランドとして知られる。
ドレスに合わせて、かつてエリザベス女王が公式晩さん会などで身に着けた3連のダイヤモンドネックレス「ジョージ6世フェストゥーンネックレス」を身に着けた。これは、1950年に、当時王女だった娘のエリザベス女王のために、ジョージ6世が作らせたものだという。
またイヤリングは、夫ウィリアム皇太子の母ダイアナ妃が所有していた南洋パールのアイテムをチョイスした。
戴冠式では、これまで歴史的に王室メンバーはティアラを身に着けてきたが、今回妃は、ジェス・コレット×アレクサンダー・マックイーンによる月桂樹のヘッドピースを纏った。ジェス・コレットはロンドンを拠点に活躍する帽子デザイナーで、25年前にチャールズ国王のチャリティ「プリンストラスト」から支援を受けてブランドを設立。国王にゆかりのあるブランドだそう。
ファッションに定評のあるキャサリン妃は、これまで様々なイベントでエリザベス女王やダイアナ妃をトリビュートしてきたが、戴冠式でも思い入れのあるアイテムをチョイスし、歴史的式典に臨んだようだ。