スパイス料理研究家・一条もんこ監修! 映画『スパイスより愛を込めて。』“金菖祭カレー”レシピ&本編抜き動画解禁
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中川翼が主演、茅島みずきが共演する映画『スパイスより愛を込めて。』より、スパイス料理研究家・一条もんこが監修した「金菖祭カレー」のレシピと、主人公たちが高校の学園祭でそれを作るシーンを収めた本編映像が解禁された。
【動画】大鍋で作るカレー、絶対おいしい! 『スパイスより愛を込めて。』金菖祭カレー作りのシーン
本作は、いまや全国的にも広く知られるご当地カレー“金沢カレー”を始め、カレー店が多い都道府県ランキング3年連続1位に輝いた石川県の古都・金沢を舞台に、「この世からスパイスが消えてしまった…」という未曾有の事態に直面した世界で繰り広げられる青春群像劇。
母のスパイスカレーをこよなく愛し、カレーのない世界に絶望する主人公・山本蓮を演じるのは、実写映画『耳をすませば』で天沢聖司の中学生時代を演じ、初主演映画『光を追いかけて』やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』への出演など目覚ましい活躍ぶりを見せる中川翼。蓮の同級生で希少なスパイスの香りをまとう不思議な少女・端目莉久を演じるのは、映画『女子高生に殺されたい』『サバカン SABAKAN』など話題作への出演が続く茅島みずき。
さらに、蓮の両親役に田中美里、田中直樹、莉久の兄と両親役に福山翔大、横山めぐみ、萩原聖人。物語のカギを握る厚生大臣役に加藤雅也のほか、速瀬愛、坂巻有紗、西山繭子が脇を固める。監督は、映画『いのちスケッチ』『恋のしずく』『ラーメン侍』など、地域をモチーフにした作品に定評のある瀬木直貴。
新たなウイルスがまん延した影響で世界的にスパイスが不足し、カレーが貴重なものになってしまった…そんな時代。母のカレーをこよなく愛していた高校生の蓮は、希少なスパイスの香りを纏った少女、莉久に出会う。「この世の食材はカレーになるためにある」と語るミステリアスな莉久の虜になった蓮は、彼女とともにスパイス不足の謎に迫るが…。
観ると「カレーが食べたくなる」と評判の本作。出てくるカレーはすべて、メディアで活躍中のスパイス料理研究家・一条もんこが監修した絶品カレーだ。このたび、劇中に登場するカレー愛が込められた「金菖祭カレー(南インドカレー)」のレシピと、主人公たちが高校の学園祭でそれを作る本編シーンが解禁。このシーンは、カレー絶滅の危機を救う重要な場面だ。
■金菖祭カレー(南インドカレー)レシピ
<材料(2人分)>
手羽元肉4本、玉ねぎ100g、ナス中1本、タマリンド5g(※)、 青唐辛子1本、鶏がらスープ200cc、ココナッツミルク200cc、おろしにんにく小さじ1/2、おろししょうが小さじ1/2、塩小さじ1/2、サラダ油大さじ2
ホールスパイス:マスタード小さじ1/2、シナモン5cm、クローブ3本、カルダモン2粒、(あればカレーリーフ8枚)
パウダースパイス:コリアンダー小さじ1、ターメリック小さじ1/2、カルダモン小さじ1/2、チリペッパー小さじ1/4、シナモンひとつまみ、ガラムマサラ小さじ1/2
※インドではタマリンドという酸味のある果肉を使用することがよくあるが、手に入らない場合は同量の梅干しで代用可能。
<下準備>
1.玉ねぎは粗みじん切りにする。
2.手羽元肉は骨に浴って包丁で切り込みを入れ、塩コショウで下味をつけておく。
3.ナスは乱切りにして水にさらし、アクを取り、水気を切る。
4.青唐辛子は輪切りにする。
5.タマリンドは鶏がらスープの中に入れてなじませておく。
<作り方>
1.鍋にサラダ油とホールスパイスを入れて加熱し、いい香りがしてきたら玉ねぎを入れる。
2.玉ねぎの表面がこんがりと焼き目がつくように炒める。
3.にんにく、しょうが、青唐辛子、塩、パウダースパイスを加えて混ぜ合わせる。
4.手羽元肉、ココナッツミルク、鶏がらスープを入れて、沸騰したら蓋をして時々混ぜながら15分煮込む。
5.ナスを入れてさらに10分煮る。
映画『スパイスより愛を込めて。』は公開中。