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事務所はいらない? EXIT・兼近「フリーはフットワークが軽い。うらやましいと思うことも」

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6月1日の『ABEMA Prime』より
6月1日の『ABEMA Prime』より(C)AbemaTV,Inc.

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兼近大樹(EXIT)

 お笑いコンビ・EXITが1日、『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。4人組ギターレスバンド・新東京と「令和のアーティストのあり方」について語り合った。

【写真】フリーで活躍するバンド・新東京

 音楽事務所に所属せずに、セルフプロデュースで活動する新東京。業界の変化として、彼らのように事務所に所属しないアーティストが増えていることについて、番組MCを務める兼近大樹は「事務所に所属している立場としては、事務所にいることでオファーする側にとっては、責任の所在がわかりやすく、取引先にも安心感を与えられる」とコメントした一方で、「フリーのメリットとしては、活動の制限をされないからフットワーク軽く活動できる。それをうらやましいと思うこともあります」と明かした。

 新東京がフリーを選んだ理由について、リーダーの田中利幸は「メジャーレーベルの経済力や、音楽業界とのつながりに魅力は感じるが、楽曲制作を自由にやりたかった」と話した。また、ボーカルの杉田春音は「メジャーの音楽シーンは、流行の移り変わりが激しい。その波にのまれる前に、今は自分たちの音楽を成熟させる時期だと思っている」と語った。

 さらに、兼近は「コンビを結成した当初、お笑いが好きなコアな層に向けて漫才をやっていたけど、途中からは大衆に向けてネタ作りをするようになった。新東京のみなさんは、このままコア層に発信し続けるのか、どこかのタイミングで大衆向けに切り替えるのか?」と問いかけると、杉田は「インディーズのままで獲得できる人気には、天井があると自覚している。その局面を迎えた時に、どの道を選択するかは僕たちの課題だけど、まずはその課題にぶち当たるための最短距離を目指すことが大事」と応じた。

 また、サブスクの登場で、手軽にいろんなジャンルの楽曲が聞けることになったことについて、EXITのりんたろー。は「歌ネタを作る時に、“どの世代も知っている曲”がないことに気づいた。今は好きな曲が細分化しすぎていて、僕が『この曲は流行ってる!』と思っていても、若い子が知らないこともある。本当は最新ヒット曲でネタを作りたいけど、どの世代も知っているであろう童謡を使ってる。みんなが知ってる曲がどれなのかわからなくて、困ってます」と頭を抱えた。

 議論の最後、新東京のメンバーに向けて、進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナウンサーが「売れたいですか?」と問いかけると、田中は「売れたい気持ちはあるけど、それが難しいことはわかってる」と回答。これを受けて、りんたろー。は「『絶対に売れる!』と即答しないところに時代の移り変わりを感じた」とコメント。兼近は「“売れた”が何を指すのか? どのように売れたいか?は人によって違いますもんね」と締めくくっていた。

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