吉岡里帆、100万年後の未来の“食事”に思い馳せる「SF映画ではだいたい液状…しっかり噛めるごはんがいいな」
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女優の吉岡里帆が20日、都内で行われた映画『アイスクリームフィーバー』記者会見&完成披露舞台あいさつに共演のモトーラ世理奈、詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりか、千原徹也監督と共に出席。「100万年でも愛せる大好きなもの」について語った。
【写真】花柄の大人っぽいワンピースで登場した吉岡里帆
本作は、川上未映子の短編集『愛の夢とか』(講談社刊)収録の「アイスクリーム熱」を原作に描く、4人の女性たちの“想い”と“人生”が交錯する新感覚のラブストーリー。主演を吉岡が務める。
吉岡は作品を「あらゆるアーティストの方々のキラキラの集結したような、そんな映画になっています」と説明。続けて「どこを切り取ってもアイデアにあふれていて、ひとつひとつみなさんにすくい取っていただきながら楽しんでいただけたらなと思っています」と話し、笑顔を見せた。
本作のキャッチコピーは「100万年君を愛ス」ということで、舞台あいさつではそれにちなみ「100万年でも愛せる大好きなもの」についてトークが展開。吉岡は「難しいなぁ…どうしましょうね」と頭を悩ませながらも「できればごはんは咀嚼(そしゃく)する世界でずっとあってほしい」と告白し、会場の笑いを誘った。吉岡は「SF映画とかも好きで見るんですけど、だいたい液状のものになっていて。液体で食べる宇宙食みたいな…」と話し「できればしっかり噛めるごはんが長い期間生きていたらいいなって(笑)。私は食卓が大好きなので。みんなでゆっくり噛んで食べて…あの時間が1日の中でも好きです」と理由を説明した。
モトーラは「マンゴー」とシンプルな回答。続けて松本は「美しい自然なままの地球」と答え「美しい自然と平和ですかね。平和な世界は100万年愛せると思う」と口にした。吉岡が「そこに噛めるマンゴーはありますかね?」と確認すると、松本は「ありますよ! 美しい自然が残っている自然にはおいしいマンゴーあるよ! それを咀嚼(そしゃく)できるし。繋がってる!」と反応した。
その答えを前にした詩羽は「どうしよう(笑)」としながらも「今も100万年後も自分のことを愛す。今自分のことをすごく大切にしているし、自分がいなくなったとしても自分のことをずっと大事にしていきたい。誰かにずっと大事にされるかもしれないという思いを抱えて生きていたい。その先にはきっと平和が必要なんじゃないかなと思っています」と回答。松本は「繋がりました! 素晴らしい」と笑顔を見せていた。
映画『アイスクリームフィーバー』は、7月14日より全国公開。