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『ミッション:インポッシブル』最新作ワールドプレミアがローマで開催 主演のトム・クルーズ「この街に感謝したい」

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映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ワールドプレミアにて
映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ワールドプレミアにて(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

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ポム・クレメンティエフ

クリストファー・マッカリー

 7月21日に公開されるトム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のワールドプレミアが、日本時間20日にローマで開催。主演のトムをはじめ、サイモン・ペッグやヴィング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービーら豪華なキャストが集結した。

【写真】トム・クルーズ、ファンサしまくり! 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ワールドプレミアの様子

 現地時間6月19日、本作の重要シーンであり大迫力のカーチェイスアクションなどが撮影されたイタリア・ローマにてワールドプレミアが開催された。イベントには主演のトムをはじめ、常連のサイモン・ペッグやヴィング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、さらに前作から参加したヴァネッサ・カービー、新たに加わるヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフといった超豪華キャストに加え、5作目から本シリーズのメガホンをとるクリストファー・マッカリー監督らが集結した。

 ローマ中を見渡せる、世界的にも人気の由緒ある名所・スペイン広場を完全封鎖し、大階段に大きく敷かれたレッドカーペット会場には、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、イタリア、ドイツ、フランス、ノルウェーなど世界中から60以上のマスコミが集結。最初に会場にトムが現れると一気にボルテージMAXとなり、マーチングバンドが本作のテーマソングを奏でてますます盛り上がるなか監督や他豪華キャストが順に登場。30度を超える厳しい暑さをものともせず、一つ一つの取材に丁寧に答え、集まったファンと気さくにセルフィーを撮影するなど交流を楽しんだトムら神対応により、予定時間を1時間半オーバーするほどの大熱狂となった。

 これを持って本作のワールドプロモーションツアーの幕開けとなり、トムは「ローマのこの街に感謝したい。世界、そしてこの国にとっても(コロナ禍で)非常に大変な時期に、ヴェネツィアでも撮影することができたのは、特別なことでとても光栄だった。ここで撮影したカーアクションは片手で運転しているが、これは監督であるマッカリーのアイディアで、僕も『嘘だろ!?』と思いながら(笑)、片手に手錠をかけられて様々な通りでドリフトをした。楽しかったよ。ローマの街中を走り回ったから、撮影中みなさんには我慢していただき、ありがとうございました」と大胆なカーチェイス撮影なども敢行した街を見渡しながらあいさつ。

 続けて「とにかく、すべては映画のためであり、ストーリーが大事。ただ、こういうことを思いついてやるんじゃなく、何年も何年もトレーニングしていれば、やることを楽しめるようになる。小さい頃からバイクや車を運転したり、スカイダイビング、ジェット機、飛行機、ウォーバード、ヘリコプター、パラシュート、スピードウィングなどなど、全部トレーニングしてきた。歌ったり踊ったりも。これらすべてを映画に採り入れたいと思っている」と語ると、司会者から「それをPART TWOで?」と聞かれ「ミュージカルになるね!(笑)」と答えて会場を沸かせる一幕も。「ストーリーテラーとしての能力を高め、観客を楽しませるためにどのようなスキルを向上させることができるかを常に考えているんだ。観客をどのように惹きつけるかが重要で、キャラクターの根底にあるのはストーリーなんだ」と映画作りへのあくなき向上心をのぞかせた。

 さらに先日、トムは25回目の来日が発表されており、待ちわびている日本のファンに向けても「元気かい? 日本に行くのが待ちきれないんだ。皆さんに会えるのをとても楽しみにしているよ。みなさん、本当にどうもありがとう!」と7月の来日プロモーションにむけて大いに期待が膨らむ嬉しいコメントも飛び出した。

 イーサンの相棒としてもお馴染みとなったベンジーを演じるサイモンは「最高の気分だ。ホッとしているし、喜びでもある。この町にいられて光栄だ。あの階段が劇中であんなことが起こっても大丈夫そうなのでホッとしているんだ(笑)。トムと共演するときは毎回、冒険となることは分かっているわけだが、今回はその中でもこれまでで最大級だ。彼に会うたびに興奮せざるを得ない。何かが起きるのは確かだからね。それは保証されているというわけさ」と喜びを隠さずにコメント。

 また日本でも人気の高い女スパイのイルサを演じるレベッカも「ロケ地や、新たなアクションシーン、そして男性も女性も素晴らしい俳優陣が加わった。観て、愛して! そしてまた観て。見続けて欲しい!」と力を込め、そして本シリーズで3作連続の監督を務めたクリストファーからはなんと「ハロー、日本の皆さん! 皆さんに会いに、日本に行きますので、準備を整えてくださいね。ぜひなるべく大きなスクリーンで、大勢の観客と一緒にご覧ください。きっと楽しい時を過ごせるはずです!」と、トムと共に7月に来日することが発表されるサプライズもあった。

 本プレミアでいよいよ世界初上映としてヴェールを脱いだ本作をいち早く目撃できた観客からは「トム・クルーズがまたやってくれた! 驚愕のアクション、一か八かの賭け、ハラハラドキドキの終盤。過去最高のトムだ」、「何度でも観たくなる2時間43分」、「トム・クルーズは常に超トップクラスで、レベッカ・ファーガソンは今回も人気になること間違いなし、さらにシリーズ初登場のヘイリー・アトウェルが非常に良い! アクション、コメディ、彼女はすべてをやり切れるヒーローだね!」と興奮の声が殺到している。公開まであと約1ヵ月、世界中で怒涛の盛り上がりを見せながら、7月にはいよいよ日本へとやってくる。

 映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、7月21日より全国公開。

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