シリーズ15年目突入のアニメ『夏目友人帳』、第一期の再放送決定! 第1話はハライチ・岩井、声優・井上和彦らの副音声も
7月1日にシリーズ15年目に突入するアニメ『夏目友人帳』。その第一期がテレビ東京にて再放送されることが決定した。7月5日より毎週水曜26時35分から全13話を放送予定。初回放送となる第1話限定のスペシャル企画として、『夏目友人帳』好きとして知られるお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気、ニャンコ先生/斑役の声優を務める井上和彦、第一期『夏目友人帳』で監督を務めた大森貴弘の3名によるオーディオコメンタリーの副音声放送も決まった。
【写真】『夏目友人帳』第一期、第1話でハライチの岩井勇気&井上和彦&大森貴弘監督のオーディオコメンタリーも!
2003年の初出当初から多くの読者を魅了してきた緑川ゆきの代表作「夏目友人帳」(白泉社「LaLa」連載)。テレビアニメ第一期は2008年に放送を開始、2017年までに第六期まで制作され、深夜アニメとしては他に類を見ないロングシリーズとなった。2018年9月にはシリーズ初の長編オリジナルエピソードが描かれた劇場版が公開。動員数・興行収入・初日満足度ランキングにおいて第1位にランクインし、興収9億・動員数60万人を超える大ヒットを記録した。
さらに、2021年1月にはファンに人気の二つの短編エピソードが劇場にて限定上映されるなど、映像化が続く。そして今年7月より、アニメ『夏目友人帳』シリーズが15年目に突入するにあたり、第一期の再放送が決定。
第1話オーディオコメンタリーに参加したハライチ・岩井は、「第一話は本当に何度も観ているんですが、今回大森監督と井上さんの話を聞きながら観るとまだまだ違う発見があって、めちゃくちゃ楽しかったです。もっといろんなことを聞いてみたかったです」と感想を。
アニメのシリーズ15周年をうけ「第一期の頃からずっと追っていますが、いつも一生終わらないんじゃないかと思いながら観ていて、このままずーっと続いてくれたらいいなと感じる作品です。友人帳の名前を返し終わったら物語も終わるんじゃないかと想像しているんですが、心のどこかでは返し終わってほしくないような気もしています(笑)。第一期は夏目の境遇に対する、胸がきゅんと締め付けられるようなお話も多いですが、物語が進むにつれて夏目にちゃんと仲間ができて、土地になじんでいっている感じが楽しくて。今が一番、楽しい状態で観られているかもしれないです」とコメント。
そして「アニメ『夏目友人帳』が好きな人はこのオーディオコメンタリーを絶対聞いた方がいいというくらい、情報が詰まっています。何回観た人でも、聞けば必ず新しい見方ができると思うので、ぜひ聞いてみてください」とメッセージを寄せた。
井上は「15周年、あっという間ですね。とにかくうれしいです。よくここまで演じさせてもらえたな、というのが本音です。今年をひとつの節目として、ここから先、またどんどん先までがんばっていこうと、改めて思っています」と感慨深げ。
大森監督は「久しぶりに第一期第一話を観て、番組立ち上げ当初の工夫、初心などを思い出しました。振り返れば結構絵が違うようにも思うけど、ベースはやはりこのときに出来上がっていたな、という感慨もあり、楽しかったです」とオーディオコメンタリー収録を振り返った。
なお、主人公・夏目貴志の誕生日でもあり、アニメ『夏目友人帳』シリーズが15年目に突入する2023年7月1日、アニメ『夏目友人帳』ファンに感謝を伝えるべく、スペシャルなプロジェクトを発表予定。
アニメ『夏目友人帳』第一期(再放送)は、テレビ東京にて7月5日より毎週水曜26時35分放送。