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東山紀之、主演舞台『チョコレートドーナツ』再演 幼少期から知る岡本圭人との共演に「胸に迫るものがある」

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 東山紀之が主演する舞台、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『チョコレートドーナツ』が、東京・PARCO劇場にて10月8日より上演されることが決定。東京公演を皮切りに11月には地方を巡演する。このたびメインビジュアルとキャストらのコメントが到着した。

【写真】東山紀之、岡本圭人、丹下開登によるビジュアル 和気あいあいとした雰囲気で撮影

 舞台は1979年のウェスト・ハリウッド。ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子供を育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』は、社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描いている。

 日本でも広く支持を得たこの映画を、2020年世界で初めて、宮本亜門演出で舞台化しました。折からのコロナ禍で残念ながらわずかな上演回数となった本作が、今年10月に満を持して再演。宮本亜門演出で、70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を感動的に謳い上げるヒューマンドラマを届ける。

 シンガーを夢見ながら、ショーパブの口パク・ダンサーとして日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活の中、ルディの人生は、運命の人ポール、隣室のダウン症のある少年マルコと出逢うことで変わっていく。ゲイのカップルであるルディとポールは、悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かう。

 映画ではトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じた主人公ルディ。舞台版では東山紀之がその卓越したダンス、唄、演技で挑み、観客を魅了した。再演の舞台でも東山ルディが観客の心に迫る。

 そしてルディと共に障がいのある少年マルコを育てようと、世間と闘う検察官ポールには、今回新キャストとして岡本圭人を迎える。『Le Fils 息子』(2021)や『4000マイルズ〜旅立ちの時~』(2022~2023)など舞台での活躍が目覚ましい岡本が、新たなポールに挑戦する。

 またダウン症のある少年マルコ役は、初演同様、実際にダウン症のある青年のオーディションを実施し、トリプルキャストで丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人が選ばれた。そして、共演者には、新たなキャストとして山西惇ら、初演から続投する高畑淳子らがそろった。

 先日行われたビジュアル撮影では、初演時にマルコ役を務めた丹下開登は「楽しかった!」と当時の公演についてコメントし、撮影の合間にも丹下が「東山さんかっこいい」と言うと東山は「そういうのは(カメラが)回っている時に言うんだよ」と返したり、岡本と丹下も「カイト!」「ケイト!」と呼び合いハイタッチをするなど、和気あいあいとした雰囲気で撮影が行われた。

 東山は幼少期から知る岡本との共演に「今回は圭人との共演ということで、赤ちゃんの頃に抱っこしていた子が大きくなって、一つの作品で共演できるというのは不思議な感じがしますが、大きな縁も感じます。昔、森光子さんと岡本健一と共演させていただいたときに、圭人があまりに森さんを好きすぎて、座っている森さんにジャンプで飛び込んで行って…ほぼ飛び蹴りなんですよ。それを見てみんなで青ざめるっていうことがあったんですけど(笑)、その子と同じ舞台に出演するというのは僕自身、胸に迫るものがあります」と目を細める。

 岡本は「東山さんは僕が小さな頃から抱っこしてもらったり…(笑)。自分が生まれた時から成長を見守ってくれていた方なので、自分の心を預けて一緒に作品をつくる事ができるとてもいい環境だと思います」と語った。

 PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『チョコレートドーナツ』は、東京・PARCO劇場にて10月8~31日上演。大阪・豊中市立文化芸術センター 大ホールにて11月3~5日、熊本・市民会館シアーズホーム 夢ホールにて11月10・11日、宮城・東京エレクトロンホール宮城にて11月16日、愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホールにて11月23日上演。

 原作者、宮本、東山、岡本のコメント全文は以下の通り。

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