ガル・ガドット、クレオパトラ役に意気込み「彼女の物語のイメージを変える」
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新作映画でクレオパトラを演じるガル・ガドットが、香港版VOGUEのインタビューで、単に妖艶な美女として語られてきたクレオパトラの物語を変える作品になると明かした。
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Peopleによると、エジプトの隣、イスラエルで生まれ育ったガルにとって、クレオパトラは“有名な人物”としてなじみがあったそうだ。「ワンダーウーマンが想像上の強い女性リーダーなら、クレオパトラはまさに、実在の強い女性リーダーよ。私が語りたい物語の完璧な見本ね。本をいくつも読むうちに、ワオ！ すごく魅力的！と口にしてしまったもの」とクレオパトラの魅力を語る。
「私がこれまで観た映画では、クレオパトラは妖艶な美女で、ユリウス・カエサルやマルクス・アントニウスと関係を持った魅惑的な人物として描かれていた」。ガルの見方では、プトレマイオス朝最後の施政者で、古代マケドニアでアレキサンダー大王に仕えたプトレミー将軍の子孫であるクレオパトラは、「時代を先取した女性だった」と評する。
これから始まる撮影については多くは語れないとしつつ、「当時のエジプトは、今から見ても革新的でした」とコメント。「私としては、彼女のストーリーを語り、彼女の個性とレガシーに正義をもたらし、祝福することに情熱を傾けています。美しい脚本がありますので、世界の皆さんとこの物語をシェアすること、そして単に妖艶な美女として語られてきた彼女の物語を変えるのが待ちきれません」と語ったそうだ。
ガルが主演するクレオパトラの伝記映画は、2020年に製作が発表された。当初は『ワンダーウーマン』でタッグを組んだパティ・ジェンキンスがメガホンを取る予定だったものの、後に、『ファルコン＆ウィンター・ソルジャー』などを手掛けたカナダの映画監督カリ・スコグランドにバトンタッチした。なおジェンキンスは、監督降板後もプロデューサーとして作品に関わっている。
