クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

日向坂46・影山優佳、卒業セレモニーで涙 7年間の活動での葛藤も

エンタメ

関連 :

影山優佳

日向坂46

■便せん「6枚」にわたる卒業スピーチ

 メンバーがいなくなったステージでは、影山がグループでの思い出を振り返ったVTRを投影。メンバーカラーを彷ふつとさせる“真紅”のドレスを着た影山が1人で壇上にあらわれると、観客は大きな拍手で迎え入れた。

 スピーチの冒頭で「かわいいですか?」と影山がはにかむと、客席の一部からは「かわいいよ〜!」の歓声。自己紹介も披露し「6枚」にも及んだという手紙に込めた卒業への思いを語り始めた。

 活動では「完璧」という周囲からのイメージに対して「完璧じゃないといけない、完璧にならなければならないのだと。完璧でなければ私じゃないのだと。常に、私という存在に後ろめたさを感じていました」と葛藤もあったことを吐露。

 卒業理由の「耳の特性」を明かした「後悔」もあり、ライブでは「(ファンに)感じてもらった幸せとか勇気とか元気とか、楽しさの記憶が、影ちゃんに無理をさせてしまったのかもしれないなっていう、申し訳なさの記憶に。私のせいで、もしかしたら塗り替えられてしまったかもしれない。そんな人もいるかもしれないと思いました。本当にごめんなさい」とファンへの気遣いを見せた。

 その影響で、ステージでは「苦しい顔をしてしまったり、気が滅入って気が散ってしまって、思うようなパフォーマンスができなかったりする自分が心底許せませんでした」と回想。

 現在は「周りが見えるようになって、気持ちも穏やかになってきて、やっぱり私、日向坂大好きだなってこととか。表現の活動が私、大好きなんだなっていうことを実感することができています」と語り、「視力が2.0で、ちょっと人混みが苦手」ではありながら「家の外から夜ご飯の匂いが当てられるみたいな。そういうちょっと感覚の鋭い自分が好きでいたいって思えるようになって」と吐露。メンバーやファンに「自分を愛してください」とメッセージを届けた。

 同期や後輩へのメッセージを伝え、「自分を許せるようになりたいです」と今後に言及。「もっともっと、もっと大きい人間になって、ある日、どこからか『影山優佳ちゃんって、日向坂にいたんだね。日向坂ってすごいんだね』みたいな話が聞こえてくるようになったらいいなと思います」と語り、「お芝居を見ることがね、大好きなのでそちらに踏み入れていくのかもしれないし。あるいは、ちょっと充電するのかもしれない。また、不思議な何かようわからん資格とか見つけて、勉強するのかなっていうこともあるかもしれない」と示唆し、「どんな未来になっても、私を温かく見守っていてくれませんでしょうか?」と問いかけると、客席では大きな拍手が響いた。

次ページ

■「一期生でいられて幸せだった」大粒の涙

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る