ゼンデイヤ、『ユーフォリア』アンガス・クラウドさんの訃報受けメッセージを公開
ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』に出演するアンガス・クラウドさんが7月31日に亡くなったことを受け、ドラマで共演したゼンデイヤがインスタグラムで追悼メッセージを公開した。アンガスさんは生前、新作の撮影も終えていたそうだ。
【写真】周囲を明るくする笑顔 ゼンデイヤが公開したアンガス・クラウドさんの写真
ゼンデイヤは8月1日にインスタグラムを更新し、笑顔を見せるアンガスのモノクロ写真を投稿。「言葉では、アンガスの美しさを表現しきれません。彼と知り合うチャンスを得たことにとても感謝します。彼を兄と呼び、温かく優しい瞳や明るい笑顔を目にしたこと、周囲を笑顔にさせるあの笑い声(思い返した今も笑顔が浮かんでいます)を聞けたことに感謝します」と綴った。
そして、「“彼が部屋に入ってくると周囲がパッと明るくなりました”とは、愛する人のことを語るとき、よく使われる表現なのは知っています。ですが、彼こそその最たる人でした。その記憶を心に留めておきたいと思います。彼が私たちにくれた限りない明るさ、愛、そして喜び。彼と過ごした瞬間をこの先もずっと大切にしていきます」と偲んだ。
アンガスさんはオークランドの出身で、ニューヨーク・ブルックリンでスカウトされ、『ユーフォリア』のフェズコ役に抜擢。フェズコは寡黙で冷徹なドラッグディーラーながら、周囲を気遣う心優しい一面を持ち、ファンから愛された。
本作でブレイクしたアンガスさんはキャリアを広げており、Varietyによると、亡くなる前に、「スクリーム」シリーズの監督コンビ、マット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットの新作の撮影を終えていたそうだ。
タイトル未定の同作は、2024年4月の公開を予定しており、アンガスのほか、キャスリン・ニュートンやダン・スティーヴンス、ケヴィン・デュランド、ウィリアム・キャトレット、メリッサ・バレラが出演する。同作はまだ完成しておらず、全米映画俳優組合のストの影響を受けているという。
アンガスさんはこのほか、この後公開を控えるライアン・フレックとアンナ・ボーデン監督作『Freaky Tales(原題)』にも出演。地元オークランドを舞台にした作品で、ベン・メンデルソーンやペドロ・パスカル、ジャック・チャンピオンらと共演する。