フランス史上初のサメ映画『シャーク・ド・フランス』、深見梨加、高木渉、戸松遥ら出演の日本語吹き替え版上映
『ジョーズ』(1975)にオマージュをささげるフランス史上初のサメ映画『シャーク・ド・フランス』の日本語吹替版が、8月11日から新宿シネマカリテにて1週間限定で上映されることが決まった。かねてよりサメ映画好きを公言しており、日本サメ映画学会員としても知られる声優の戸松遥は、本作が念願のサメ映画“初”吹き替えとなる。
【動画】戸松遥「念願のサメ映画の吹き替えに関わらせていただけてうれしかった」 映画『シャーク・ド・フランス』日本語吹替版キャスト
本作は、フランス人の双子監督ルドヴィック&ゾラン・ブケルマが「もう一度原点(の『ジョーズ』)に立ち返ろう」と脚本を書き上げ、早期退職を間近に控えた海上警察官を主人公にしながらも、現代的な風刺を効かせた、他のサメ映画とは一線を画す、オフビートでスタイリッシュなコメディー映画として作り上げた。
引退を間近に控えながらも、サメ退治に執着する海上警察官の主人公マジャの声を務めるのは深見梨加。「サメ映画は数々あれど、人間模様や愛憎劇を、こんなにもライトにお洒落に楽しめるのは、フランス映画ならではなのでしょうか。景色も音楽も素敵です。サメさえいなけりゃこんなとこに住みたい!コメディ映画?ということですが、達者な役者さん達が真剣に演じてます。勿論、吹替陣も! 是非、希少なフレンチシャークの世界を初体験してください」とコメントする。
マジャの夫ティエリー役には高木渉。「フランスのサメ映画って珍しいなと思っていたのですが、なんとフランス初のサメ映画だったんですね! 巨大な人喰いザメの出現でビーチ沿いの街がパニックに陥ったことで、精神的に追い詰められながらもサメ退治に挑むマジャを陰ながら応援し、彼女をひたすら守る夫を僕なりに演じさせていただきました。スピルバーグ監督の『ジョーズ』をオマージュした映画だと思って観ると冒頭からジワジワと笑みがサメのように忍び寄ってきます」と話す。
マジャの後輩ウジェニー役を務めるのは戸松遥。「サメ映画好き声優として念願のサメ映画の吹き替えに関わらせていただけてとても嬉しかったです! 血の描写が苦手な方でも楽しく観ていただける内容になっていると思います。会話も所々コントみたいでつい笑ってしまうシーンもたくさんあります。是非ご覧ください」としている。
また、本作公開にあたり、一部上映劇場で公式グッズの販売が決定。不穏な雰囲気が漂いながらも、どこかシュールでポップな日本版ポスタービジュアルの好評の声を受け、B2ポスター「シャーク・ド・ポスター」を販売。さらに、ポスタービジュアルを基調としたオリジナルTシャツ「シャーク・ド・Tシャツ」も販売する。
映画『シャーク・ド・フランス』は、8月11日より全国順次公開。