おいでやす小田が語る『転職の魔王様』第5話の見どころとは? “来栖”成田凌に“千晴”小芝風花が思いをぶつける
■おいでやす小田(山口守男役)
――『転職の魔王様』の魅力を教えてください。
魔王様と言いつつ、あの方ほど人のためを考えて行動するキャリアアドバイザーはいません。例え嫌われても求職者と向き合う。それこそ殴り合うような距離で。仕事、趣味、習いごと、ジャンル問わず何かでちょっとでも満たされないと思ってる方、必見です。転職することが100%正しいわけではありません。それでも来栖の言葉はジャンルを越えて刺さってくると思います。
――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?
うちの奥さん、実家の両親、めちゃくちゃ喜んでます! あと劇場に行くと芸人仲間からも「よ! 俳優!」とからかわれます〜あと「面白いドラマやな!」と言ってくれます〜そしてそのあと10人が10人「お前の演技は関係ないけどな!」と、一言余計な言葉をもらいます。山口は能天気。常ににこやかに!を心がけてます〜。
――撮影現場でのエピソードお教えください。
なんか出演者全員で僕の家に来ようとする傾向があります。全然違う話ししてても、「あ、じゃあ小田さんの家でやりましょう!」とか。最初は冗談だと思ってツッコミ入れてましたが、どうやら冗談ではなさそうです。必死で抵抗してます。
――共演者の印象について
成田さんは頼れるリーダーというか、やっぱり現場のみんなのことを気遣ってまとめる感じ。いろんなところに気配りされてます。僕なんかに誕生日プレゼントくれました。
小芝さんはあのまま。無邪気! 一回、僕を驚かそうとしたんだと思うんですが、物陰に隠れるでもなく、廊下のだいぶ向こうから顔だけ伏せてバーっと歩いてきて、すれ違いざまに「わあ!」と驚かしてきました。どういうドッキリやったんでしょう?!
石田(ゆり子)さんは、その謙虚さに驚きました。あの大女優が腰低く話す姿は一度見てほしいです。ちょっとしたことでも、すぐ小声で「ごめんね」とか「迷惑かけちゃったね」とかずっとそんな感じです。
――撮影を乗り切る小田さん自身のリラックス方法はありますか。
このドラマに関してはもうタピオカ(ドラマに登場する白猫)ちゃんに癒されてます! 合間には必ず全員がタピオカちゃんのとこに行きます。全員の癒しになってます。
――5話の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
果たして働くことに夢はないのか。働くということは夢を諦めるということなのか。誰しもが抱く葛藤。今回はそれを導くはずの来栖がいつもと様子が違います。そしてその様子にいち早く気づき、近寄ることすら憚られる来栖の真正面に立ち、自分の思いをぶつけるのが千晴でした! それは来栖を心底尊敬してるが故の言葉。そして千晴をそこまで成長させたのもまた来栖。なぜ机の上に木魚があったのか発覚する私を含め、シェパードキャリアのにぎやかな面々が今回もそれを見守ります! お楽しみに!