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首都直下地震の発生後「一斉に帰ろうとしないで」 専門家が呼びかけるワケ

エンタメ

23日放送の『ABEMA Prime』より
23日放送の『ABEMA Prime』より(C)AbemaTV,Inc.

 モデル、タレントの益若つばさがMCを務める『ABEMA Prime』(ABEMA NEWSチャンネル)が23日に放送。この日の放送では、関東大震災の発生から100年を前に、首都直下地震が発生した際に、とるべき行動を考えた。

【写真】渋谷区の避難所・帰宅困難者受入施設

 東京・渋谷区の危機管理対策監である斎藤兼一氏は「オフィスや学校、商業施設のように、その場に留まることができる施設や、建物の倒壊や火災の恐れがない飲食店にいるのであれば、その場から動かないことが一番安全だ」とした上で、「群集雪崩が発生する恐れもあるので、とにかく一斉に帰ろうとしないでほしい。安全な場所にいるのであれば、朝までそこで過ごして、夜が明けたら帰宅困難者の受入施設に移動、そこで自宅に帰れるようになるまで待ってもらいたい」と呼びかけた。

 番組MCの益若は「渋谷で帰宅困難者になった場合、どこに避難すればいいのかを、知らないことに気づかされた」とコメント。また、渋谷区からの呼びかけを受けて、「人が集まる場所に行きたいという心理が働いて、電車が動いていないことが分かっていても、私も駅に向かっていたと思う」とした上で、「店を利用する人だけじゃなく、施設や店の事業者側にも『今すぐ帰らせるのではなく、ここで夜を明かしてもらおう』といった認識が広がってほしい」と訴えた。

 さらに、益若は「先日の大雨で、埼玉・越谷市にある実家が冠水し、避難が必要だったが、母はインターネットで調べることができないので私が調べた。母のように情報収集ができない人もいるし、災害時はそもそもネットが利用できない可能性もある。だから、避難所や受け入れてくれる施設を伝える方法として、“アナログな手法”で人の記憶に残るアプローチを取り入れてみてはどうだろうか。例えば、店先にステッカーを貼って日頃から周知すれば、いざという時にそれを思い出すかもしれない」と提案した。

 『ABEMA Prime』はABEMA NEWSチャンネルにて毎週月曜から金曜21時放送。

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